先日から有志が西脇市の子午線標識を捜索しに行っています。西脇は「日本のへそ」を称しているだけあって、明石並みに標識が存在し、しかも北緯35度線の標識も多数ある、とのことです。
今日も調査に行っているとの報を聞いて、未調査の地区の地形図を眺めていると、このあたりは鍛冶屋線が通っていたところということを思い出しました。思い出したというか、手元の5万の一地形図「北条」(昭和59年修正、昭和60年11月30日発行)には、現役の鍛冶屋線が記載されています。それで、急きょ、現地に行ってみる気になりました。
西脇市街から北西へ、多可町を経て丹波市へと延びる国道427号線を走ります。この国道沿いの北緯35度線標識をあっさりと確認。
もちろんこの標識は「調査隊」本隊も確認しています。
携帯のGPSで計測した結果は
N 35 0'11.896" E134 57'45625" WGS84
でした。測位レベルが低かったので怪しいのですが、地図に落としてみるとほぼ間違いないようです。
西脇から戻ると、次は八塔寺へ。
まだ月の条件は悪くないはずですが、誰もいません。でも空は雲がかかり、天気に関しては良い条件とは言えません。
そんな中、木星を見てみましたが、シーイングはとても良い感じでした。これで薄く雲がかかっていなければ。
その他、雲の切れ間をぬって、M15,27,57,71,31,32,110,45。アルビレオ。それに夏の名残りの天の川。
夜中になる前に引き揚げました。翌日、目が覚めたら雨が降っていたので、朝まで頑張らなかったのは正解だったかもしれません。