久しぶりに親戚の子供たちが遊びにきたので、姫路市立水族館へ行きました。
ここはウミガメが有名。いまも何匹かのウミガメが飼われています。さすがウミガメは、大きいんですが、それでも浦島太郎やカメ仙人が乗るにはまだ小さい。
隣の水槽では、ちょうどペンギンが餌をもらっているところで、それを見ようと家族連れが群がっていました。この暑いのに、ご苦労様です>ペンギンたち。
次にタッチコーナーへ移動。ここでは、水の生き物に直接手で触れることができます。いるのは、ウニ、ヒトデ、ナマコ、それにサザエなど。ヒトデは思ったより固いのですが、逆にナマコは、思ったより固いんだけど表面はヌメヌメしてます。子供らも最初はこわごわと、でも触ってみると大喜びでした。
そして、室内に移動して、いろんな水槽を見て回りました。
そんなに珍奇な魚はいませんが、フナ、コイ、アジ、タイなど、名前はよく知っているけど、意外に生きて泳いでいるのは見たことがない、そういう魚が多く飼われています。
カエルが一杯いたのですが、実は今年は国際カエル年なのでした。知らなかったです。カエルと言えばツボカビ病の流行で危険な状態にありますが、実は両生類全体が急速に減少しているそうです。そこで、絶滅の危機に瀕した両生類を飼育して再び生息域に戻すなどの対策があり、それらを支援するための「両生類方舟プロジェクト」がたちあげられているとか(IUCN日本委員会のメッセージより)。ツボカビ病への家庭でできる対策なども掲示されていました。ツボカビ病は飼育下では治療可能とのこと。飼っているカエルが調子が悪いからと言って捨てないように。
ペットと言えば、この地方の池などで捕獲されたという、ワニみたいな姿のアリゲーターガーやら、巨大なカメやらも、ここで保護されて飼育されています。知りませんでした。
いずれも小さいときに飼われて、大きくなってから扱いきれなくなって捨てられたと推測されています。そりゃたしかに、こんなのは普通の家では飼えないでしょう。飼い主の責任もあるでしょうが、そういう生き物を平気で売るペットショップにも問題があると思います。
須磨水族園や海遊館などと比べると小さな施設ですが、身近な生き物を身近に見ることができるところでした。入館料は大人200円です。安いです。経営成り立つのかな。
ウミガメはカワイイです、特に子ガメ。
そういや、一緒に泳いでるんですよね。