ざっと調べただけですが、読売新聞だけかな。
10月12日の落札者の発表ではコニカミノルタプラネタリウム(株)が落札したことだけが報じられていて、ツァイスであるとは明かされていません。わずかに「ファイバーシステムを利用」というあたりにちょっと引っかかる程度でした*1。
そうすると、明石はどうするのかなというところが気にかかります。10月26日の記者会見だと、明石市長は現行機種をもっと長く使いたい意向のようですが。ならば提案。明石市は50年後の最古をめざしていただけませんか。「最新」のステータスなんてすぐに失われます。新機能を追い求めるよりも、現行機のように、長い間、みんなに愛着を持ってもらえる投影機こそ、明石にふさわしいと思います。いま、星の友の会では子供たちが元気ですが、この子たちが、子供の時に見たのと同じプラネタリウムの星空を、何年かのち、今度は自分の子供に見せるなんていいですよね。財政にも優しいし。
・・・ほんとうは投影機は二の次で、今の、生解説による投影のスタイルを、これからも続けてほしいというのが一番です。
*1 ところで、この文書、対抗の五藤光学は厳しい評価です。低価格の意味を見透かされたようです
どうして素直に、「かに座55番星」と呼んではいけないのでしょうか。「55 Cancri」の「Cancri」は「かに座(Cancer)」の所有格で、この星の固有名ではないのに。(JANNET 星座名の一覧を参照)
今日のこの地方は透明度もよく良い空でした。その分かなり寒くなりました。
双眼鏡で見たホームズ彗星は、だいぶ拡散が進んだのか、少し淡くなった感じでした。また形も少し歪んで見えます。各地の写真を見ると、尾が延びていると思われる方向が輪郭がぼやけているので、それが歪んで見えた原因かもしれません。
Mel20の星の群れに近づいて、双眼鏡でもなかなかよい眺めです。もうすぐα星を(見掛け上)呑み込みそうな勢いです(そこまで近づくかな)。