とあるホスピスでのお月見会に加わってきました。
残念ながら雨が降ってくるような天気でしたので、実際に月や星を見せることはできず、スライドとホームスターを、解説を交えつつ投影しました。あ、解説は私ではなくプロが。
患者さんは、車椅子だったり、ベッドに寝たきりだったりします。すると普通に望遠鏡を覗くような姿勢はとれないわけです。そこで用意されたのが、ファイバースコープでした。もともと胃カメラなど医療用に作られたものを改造したものとのこと。これを接眼部に取り付け、どんな姿勢でも覗けるようにするのです。あれはまだ製品としては出てないんでしたっけ。
晴れれば小型望遠鏡に取り付けてみてもらうことができましたが。
今回は、車椅子に乗ったり歩けたりする患者さん数名と、ご家族もいたのかな、それから病院のスタッフの方々と、お茶など飲みながら、観望会というよりサイエンスカフェみたいな感じでゆったりと進みました。