編集後記


2006年08月22日(火) [長年日記]

ルータの配置変更を実行

お昼から停まってしまいました。

熱のせいかどうかはやっぱりわかりませんが(でもとても熱かった)、前から考えていたとおり、ルータを涼しい場所に配置換えしました。

惑星の定義を決める

チェコの空毎日新聞の報道などを読んで。あと「野尻ボード」の議論なども読んで。実のところ、「冥王星は惑星ではない」で済ませるのが一番すっきりすると私も思うのですが、そう単純にはいかないのでしょう。たとえば水星ぐらいの大きさのエッジワース・カイパーベルト天体が見つかったりしたら、どうなんでしょう。専門家は「それは惑星ではない」で納得できるかも知れませんが、一般市民は納得できるでしょうか。
一般市民としては、学者が内輪で何を決めようが、知ったことじゃねぇ、という姿勢も、ありと思うのですが、それはそれで困りますね。

ティティウス・ボーデの法則

アストロアーツの記事。ここに、ティティウス・ボーデの法則*1の表が載っています。海王星(N=7)の計算結果は38.8で、実際の距離(30.1)と、大きく外れているのですが、ここで冥王星の実際の距離を見てください。実はN=7は冥王星の方が近いのですよね。

*1 現在ではこの法則は偶然の結果と考えられています

Brown教授はIAUの原案に反対

「第十番惑星」の発見者も反対とのこと。やっぱり無理がありますか。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
IM (2006年08月24日(木) 10:54)

海王星が法則から外れている件は、天王星が横倒しになっている件と合わせて、昔あの辺で何かがあったと言われてますね。<br>「惑星」という名称を名誉職(?)にして水星-冥王星のままとしておき、分類上は太陽系天体の下に黄道面天体(水星-海王星)、カイパーベルト天体、小惑星、彗星とするのがいいような気もするんですけど。<br>つまり、黄道面天体(水星-海王星)を設ける他何も変わってない(^^;惑星の定義なんてもともと無いんで、後決めするのも変な話だと思ってます。<br><br><br>個人的には惑星の数よりも彗星・小惑星などを太陽系小天体として分類してしまう(=彗星の呼称がなくなる)ほうがショックだったり。

(ふ) (2006年08月24日(木) 21:04)

後決めでない定義なんてあるんですか?

IM (2006年08月25日(金) 17:20)

TNO天体の扱いを決めるために、惑星を厳密に定義しないといけなくなった。というのが正しい解釈なんですね。<br>70以上見つかっているらしいけど、まだ発見年番号で呼ぶしかない状況ですからね。<br>冥王星よりもそいつらの方が可哀想な気がしてきた。


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