編集後記


2006年06月03日(土) [長年日記]

最悪の愚問「あなたにとって○○とは何ですか」

最近よく、インタビューの最後にこういう質問がなされているのを、テレビなどで見かけるのですが、この質問が出た途端、一度に白けてしまいます。これは愚問中の愚問でしょう。なぜ最後にこんな事を聞くのでしょうか。締めのつもりかも知れませんが、では、それまでいろいろ話を聞いてきたのはなんだったのでしょうか。まさに「あなたにとって○○とは何か」を探るため、それなりに時間をかけてインタビューを構成したはずです。なのに、最後にこの質問で一言で答えさせてしまったら(それも大抵かなり無理矢理な答えになります)、すべてぶち壊しです。それまでにその人の人となりや思いを上手に引き出してこれたとしても、すべてパー。何考えているんでしょうね。仕事辞めろといいたくなる。

自分なら、そういう質問を出されたら罵声を浴びせるでしょうね。「今まで何を聞いていた」って。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
加藤おさむ (2006年06月04日(日) 02:48)

よく最後に聞かれます。<br>そのときは・・・今までのこととは全く関係のないことをロマンチックに語ります(爆)

(ふ) (2006年06月04日(日) 08:50)

さすが、できてらっしゃる(笑)


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