編集後記


2006年05月05日(金) [長年日記]

3日連続で明石へ行く

今日も天文科学館へ。「連休の過ごし方を間違っているような気がする(©ふくちん氏^^;)」

今日は夕方からです。受付で「プラネは見ますか」と聞かれて「いいえ」と答えたのですが、その後、ここへ来てプラネを見ないとはどういうことだろうと自問してしまった。いや今日の目的は観望会の参加と手伝いなのだけれども。

今日の観望会は、もともと予定していたテーマの「月」に加え、時間を延長してSW3を観測するとの事です。街中ですが、館の40センチ鏡を使えばどんなふうに見えるかなと期待していました。

いつもの受け持ちの小型望遠鏡群は主に惑星を入れる事にし、3台それぞれ、月、土星、木星を導入しました。私は木星を担当しました。この時間はまだ低空で、透明度シーイングともに悪く、木星の縞模様を見てもらうのは難しそうだったので、低めの倍率にしてガリレオ衛星を含めて見てもらう事にしました。

新聞報道が効いたのか、お客さんはいつもより多めの約180名とのこと。

小型望遠鏡は40センチ鏡の待ち時間に見てもらうのですが、どの望遠鏡も長蛇の列ができました。何度もくりかえし列に並ぶ人もいました。家族連れは、昔以上に子供の教育を意識している人が増えたように思いますがどうでしょう。いろいろと質問して来るのはたいてい年配の人。覗いて一言「シーイングが悪い」とつぶやいたのは、お仲間(?)か(笑)

目玉のSW3は、見られませんでした。40センチ鏡にI.I.をつけて待ちかまえていたそうなのですが、その方角は雲ともガスともつかないものがたちこめています。残念。私は前夜のうちにもっと条件のいいところで、たっぷりと見てきたのですが。

この日の太陽観測

ふくちんさんの機材持込みで、最もグレードアップしていました。


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