編集後記


2001年11月26日(月) [長年日記]

PCネタですが、

Kondara MNU/Linux 2.1(Asumi)のBeta2をノートPCにいれてみました。

なぜノートかというと、デスクトップもあるのですが、デスクトップで何か不具合があるとWebの更新が止まるので。

見た目は大きな変化はなさげに見えるのですが、acpidとかtouchpadのような新しいサービスが増えてるとか、細かいところでいろいろ変わっています。2.0ではerrataで追加されたGaleonも2.1では当然最初から収録されています。GaleonはMozillaベースのブラウザで、軽いこととタブ機能を実装していることで人気があります。本家のMozillaも0.9.5でタブを実装しましたが。

同じくブラウザで、テキストブラウザのw3mがインラインイメージに対応しました。つまり正確にはテキストブラウザでなくなった。画像の読み込みが結構重かったりするので、これは賛否あるかも。それでもなお他のブラウザに比べて軽いことに変わりはないのですが。

でも最大の変化は

Binary CDがついに3枚になりました。それだけ収録ソフトウェアが増えたと言うことでしょう。

しかし、

Kondaraは、やっぱ、まとまったドキュメントが少ないのが残念ですね。http://www.kondara.org/docs/index.html.jaもやや古めだし。

特に鯖系って欲しい人多いでしょうけど、たとえばApache+SSLなんて自己認証で良ければ、KondaraはDocumentRoot以外ほとんど設定するところはないし、なぜか最近になって雑誌などに出たIPSecも、たいていの記事はカーネル再コンパイルが必須のような書き方をしてるけどKondaraは再コンパイル不要だし、そういうのって案外知られてないかも。そんなのでなくても、PostfixとかProFTPDとか、簡単なのでいいから設定マニュアルって欲しいですよね(ほとんどデフォで使えるんですけど)。SquidやQpopperが最初から入ってるとか知ってる人もどれくらいいるやら。

実は多少は書き溜めてますのでそのうち。でもあまり期待しないでくださいね。そもそも、「星の好きな人のための新着情報」ではあまりLinuxばかりに注力する気はないのです。あくまで星のサイトなので。


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