風邪が長引くのだ。
しし座流星群極大まであと一週間と迫りました。アッシャー氏らの予想によるピーク時刻は日本時間19日午前3時前後と考えられます。ということは、18〜19日の夜です。ということは日曜の夜ですので、お間違えなく。もちろん、その前日、前々日も注目です。
ここにきて、やっぱり数字というのが絶対的なものに受け止められて、「下方修正」なんて言葉にがっかりしたり、という状況もあるようです。1万数千個なんてのが「下方修正」して数千個になったって、それが見られれば宝くじがあたったどころでない大変な幸運だというのに。
それどころか、星の好きな人は、たった一個流れ星を見ただけでも、とても幸せな気分になれるのに、やはり数字というはっきりしたものを示されると、「それが当然」という雰囲気になってしまうのでしょうか。
Mozilla 0.9.5 には、「サイトナビゲーションバー」という「画期的」なもの(ほんとは画期的でも何でもない。理由は後述)が追加されました。HTMLで、<link rel="next" href="ふがほげ">なんてのがあると、それを使ってWebサイト内を前のページや次のページやトップページなどへ移動するボタンを表示してくれるものです。
実はこのHTMLのLINKという要素、新しいどころか、HTMLの最初の版からずっと用意されていたものです。でも、対応しているブラウザがlynxぐらいしかなかったので、おそらくほとんどのWebサイトで使われていません。存在すら知らないWebデザイナーも多いんじゃないだろうか。派手さばかり追い求めて本当に必要なものが軽視されてきた、この「業界」(?)の典型的な事例といえます。
実は「新着情報」では、以前からちゃんとLINK要素を実装しています。とまあ、これが言いたかったと(笑)
致命的な誤りがあることに今頃気がついて冷や汗(^^;;
時々わからなくなるのでメモ。
Order deny,allow
... Deny の方を先に評価し、Allow で上書き。
Allow 指定 | Deny 指定 | ---> 許可 |
Allow 指定 | Deny 未指定 | ---> 許可 |
Allow 未指定 | Deny 指定 | ---> 拒否 |
Allow 未指定 | Deny 未指定 | ---> 許可 |
Allow 指定 | Deny 指定 | ---> 拒否 |
Allow 指定 | Deny 未指定 | ---> 許可 |
Allow 未指定 | Deny 指定 | ---> 拒否 |
Allow 未指定 | Deny 未指定 | ---> 拒否 |
なお、デフォルトは Order deny,allow
。
の軌道要素。MPC: Minor Planet & Comet Ephemeris Serviceから。
(5535) Annefrank Epoch 2002 Nov. 22.0 TT = JDT 2452600.5 Williams M 206.36798 (2000.0) P Q n 0.29942492 Peri. 8.72223 -0.63473936 -0.77009851 a 2.2128098 Node 120.70498 +0.70442062 -0.61053559 e 0.0632269 Incl. 4.24692 +0.31764372 -0.18491778 P 3.29 H 14.2 G 0.15 U 2 From 23 observations at 4 oppositions, 1942-2002, mean residual 0".67.
間もなく閉鎖と聞いて、登ってきました。
姫路城中曲輪以内の全体図。以後の説明はこの図を見ながらの方がいいかもしれません。
搦手口は、姫路城の東、市立美術館の脇にあります。
入場口の手前に2本の木が植わっています。
昭和の大修理の際、新しい西心柱として、岐阜県から切り出された木曽檜が使われました。その伐採地に生えた二代目をここに移植したとのこと。でも、どっちだろう。両方?
入場口
ここから門を三つ。
「との四門」
「との二門」
「との三門」があったはずですが、現存せず。
道は急です。
しかし、せっせと登って行くと、すぐ前方に「との一門」が。「との一門」
秀吉が置塩城から移築したと伝わります。「との一門」だけでなく「と」の門は板張りで、「四」「二」は簡素な造りです。
大手門に比べて天守閣へのコースは結構近いようですが、それほど道が広いわけではなく、高い石垣に挟まれ、大兵力の投入は難しそう。
備前丸にたどりつくと、普段公開していない折廻(おれまわり)櫓が公開されていました。
折廻櫓はここ。
巡回コースで、天守閣南側の備前丸に入る門(備前門)に続く櫓です。
入ってみます。
二階建て。二階には、襖などが入っていて、炉や押し入れがあり、住宅風になっています。他の建物とは様相が異なるのに興味が惹かれました。
炉があったということは茶室か?と思ったのですが、茶室なら他に水屋などがあるはずですね。流派によるでしょうか。
一番西側の壁は斜めになっています。この向こうに大天守の載る石垣があります。石垣を築いてからこちらの櫓を建てたのでしょうか。
天守には登らず、大手門へ向かって降りて行きます。
三の丸広場の北には、昭和の大修理で取り外された、西の心柱が保存されています。
もとは、下半分は樅、上半分は栂の2本を継いで1本にして使っていました。新しい柱は1本柱にする予定が、輸送中に折れ、結局2本の柱を継いで入れ替えています。
いままで行ったことがない、三の丸の西側、千姫ぼたん園の方へ行ってみました。 こちらは、「本城」とよばれ、本多氏以降の城主が住んだ、または政務をとった屋敷のあったところ、事実上の「本丸」であった一帯です(実際、「本丸」と呼ばれていたようです)。
広場からは一段高い位置になります。こちらは広場とはまた全然違った、静かな庭園になっていました。
高校の同窓会。卒業から30年、学年全体のものとしては実にこれが初となります。
30年ぶりに見る同級生は、半分以上わかりません。名札で名前とクラスを確認してやっとわかる人が多く。中学から一緒だったのに私のほうがまったく覚えていなくて恨まれたりとか(^^;)
それでも、たまたま同じ大学を受験して一緒に帰ったとか、覚えてくれている人も(私も覚えていた)いて。
みんないい具合に老けて歳を重ねていました。
FBでもTwitterでも見学に行かれた人のレポートが上がってきていますが、私も11月3日に見てまいりました。
今回の目玉は天井星宿図が初公開されることです。でも、私は壁画の実物を見ること自体はじめて。見学は20人ずつくらい単位で順番に。私は15時10分集合の22班。修理作業室に置かれた壁画を見学室の窓から覗き込むので距離があります。オペラグラスを借りて見学しました。
星宿図は、天の北極近くの星のまわりを二十八宿が取り巻いたもの。キトラ古墳の天文図のような、実際の星の配置を反映したものとは異なります。石板が全体に赤茶け、ところどころはがれてぼこぼこになっていましたが、それでもかなりな星が残っているようでした。
ただ、金箔で表現された星は、正面から向き合っても全く見えませんが、照明の反射をうまく利用すると肉眼で配置がわかります。逆にいただいた資料と突き合わせて、 畢宿(ヒアデス星団)と觜宿は確認。さらに手前の房宿(さそり座の頭)も。房宿の左手は、位置的におそらく心宿、尾宿で、さそり座コンプリートと言いたいところですが、星のつながりに自信なし。
畢宿が見えたならその横は昴宿(すばる)、さらに畢宿の向こうに参宿(オリオン座)があるはずですが、参宿はオペラグラス越しに目を凝らしてもなぜかわからず。昴宿もなぜかわからず。参宿昴宿ともに「見えた」という人もいるようなのですが。
高松塚古墳壁画の代表的な存在である西壁の女子群像は、かなり修復が進んだようで、思ったよりも綺麗な状態でした。
高松塚古墳壁画の修復は10年の計画で、完了はもう数年かかります。修復が終わっても、当面は古墳に戻さず、古墳に近い別の場所で、保存公開の方針とのことです。
ガラス越し、離れた位置ではありましたが、やはり本物を見るにまさるものはありません。
高松塚古墳壁画見学の前にはレンタサイクルで飛鳥一帯をぐるぐると。
到着して最初に向かったのが石舞台古墳。
実は石舞台古墳が目的ではなく、その脇のお店で古代米御膳をいただくのが目的(^^)。山陽電車の日帰り切符を使ったのですが、切符についていたパンフに載っていたのでした。
ところで、古墳の裏側に回ると、お供えがしてありました。ある意味飛鳥で一番観光地っぽい石舞台古墳ですが、お墓であることを忘れてはいけません。そのことを改めて気づかされました。
飛鳥に来ると必ず訪れる遺跡。明石のまわしものとしては、飛鳥に来てここに詣でないというのはありえません。
と伝えられている遺跡。蘇我入鹿が暗殺された乙巳の変の舞台。
ここから西に、蘇我氏の屋敷があった甘樫丘、北には入鹿暗殺の後で中大兄皇子らが陣をはった飛鳥寺(法興寺)が見えます。
前にも書いたけど、ほとんど一つの村の中のような地理範囲で日本の歴史が動いたのでした。
法興寺、元興寺とも。元興寺は、いま奈良町にある方のお寺をこの名前で呼びますね。
日本最初の本格的寺院(焼失。現在の建物は後世の再建)で、本尊の飛鳥大仏(釈迦如来坐像)も日本最古の仏像。609年に作られ、以来この場にずっとおられます。
高松塚古墳壁画の帰りにはキトラ古墳まで回ってきました。一帯は公園整備の工事の最中。墳丘もきれいに整えられています。
墳丘の手前には石室壁画をかたどった「乾拓板」なるものがいくつか。薄い紙をあてがって鉛筆でこすると壁画が写し取れるという…今度行ったら紙をもっていこう。