編集後記


2002年08月29日(木)

<IOC>五輪から野球、ソフト、近代五種の3競技除外へ

私は野球嫌いだけど、野球好き日本人にとってはショックかな。前のオリンピックではプロの参加がどうのこうので大騒ぎしていたけど、競技そのものが消えるのではね。「全世界的な競技として確立していない」とまで言われてしまってるし。それどころか「競技人口の減少」まで言われてるし。プロ野球ファンにはどうでもいいのか、巨人さえ優勝すれば(^^;

でも日本でももともと、オリンピック種目としては、マラソンとか柔道とか水泳なんかよりマイナーだった気もしないでもないです。前回はプロが参加したから話題になっただけではないかと。ソフトボールはそうでもないか。

五輪にゴルフとラグビー採用を提案

こちらは、ゴルフ好き日本人にとってはうれしいのかも。

大きな古時計(平井 堅)

時間のある人は、NHKの「みんなのうた」で聴けます。

時間によって放送する曲が違うようなので番組表で確認など。

「みんなのうた」といえば、

「幸せきょうりゅう音頭」(おどる・11)も放送されてます(^^)。

台風15号

むむっ!、来るんじゃないの?

マウスで本人確認 富士通研究所が「手のひら認証技術」を開発

この記事の内容そのものではなく、セキュリティホールmemo(8月28日)のコメントに思わず受けてしまった。

プリメーラ、準備完了

車ではありません、念のため。

すごいねぇ、是非成功して欲しいものです。


2004年08月29日(日) そろそろ衝

(8043) Fukuhara

そういえばそろそろ(すでに?)衝なんですよね。

「小惑星に名前が付いた」というのを「新しい星を見つけた」と誤解される方が結構多かったりします。訂正してもなかなかわかってもらえなくて。かなり「天文やっている」はずの人にも、そういう人がいます。「星に自分の名前が付くのは、星を見つけたから」というイメージが大きいみたいですね。新天体で一番話題性があるのは彗星ですが、彗星は発見者の名前が付くことが多いです。そのせいでしょうか。でもまあ、「お金を払ってつけてもらった」と考える人がほとんどいないのは救いではあります*1

私は、未だに一つも、星を見つけたことはありません。探してもいませんし。

*1 「なんぼしたん?」って聞かれたことは実際にあります。

C/2004 Q2(Machholz)

あくまで暫定軌道要素ですが、位置推算表を見ると、来年1月に5等までいきそうですね。いったん南へ下がるように見えますが、すぐ北上を始めます。

あくまで暫定軌道要素ですが、1月14〜15日は、4.9等で、すばるを突っ切ります。


2006年08月29日(火)

周期表は太陽系の縮図

ウラン、プルトニウム、ネプツニウムは知っていましたが、小惑星由来のものがあるとは知りませんでした。

野外天体観測会

明石市立天文科学館星の友の会の恒例行事。8月26日〜27日の日程で、千種高原へ行ってきました。


実は同じ日に某会のBBQ観望会*1がごく近くであったのですが。。。

出発
出発

宿泊地
宿泊地

*1 某「ビール片手に。。。」ではありません。あれは同じ場所だったようですが一ヶ月前でした。

観望

今年は、この地方の山地は天候が不安定で、毎日のように豪雨に見舞われています。26日も豪快な積乱雲が頭上にあり、現地に近づくと雨もぱらぱらと降ってきました。現地付近は明らかにさっきまで大雨だったというような状態で、川も濁流と化しています。にもかかわらず、日が沈む頃には青空が広がりました。

残念ながら一晩中いい天気というわけではなく、霧がたちこめ、晴れたり曇ったりでしたが、とりあえず、よい子が起きている時間のうちには、南から北まで延びる天の川であるとか、木星であるとか、夏の星雲星団であるとか、定番の観望対象は一通りこなせた感じです。流星も結構飛んでいたようですが、残念ながら私は一個も見ていない。

よい子が寝静まって悪いオトナの時間には、もう晴れ間はほとんど出なくなってしまいました。悪いオトナらしく酒盛りなどして待っていましたが。。。

機材いろいろ

現地は天文用施設などではなく、当然望遠鏡などありません。なので必要な機材はすべて持ち込みです。
太陽観測用
ふくちんさん持込の太陽観測用機材。奥はPST、手前は中にフィルタを張って減光し、白色光での観測ができます。

ニコン20x120双眼鏡
科学館から持ってきたニコン20x120双眼鏡。かなりガタがきているのですが、これで天の川を流すと楽しい。

自作ドブソニアン
こちらも参加者の持ち込み。ドブソニアンの組み立てキットですが、小学生が作りました。先行き楽しみな子です。

屈折
これも参加者の持ち込み。えっと、なんだっけ。。。。(汗)

この他にも屈折2台などが並びました。

野外天体観測会2日目

2日目は、西脇市のテラドーム(にしわき経緯度地球科学館)へ。何年ぶりだろう。
テラドーム

81センチ望遠鏡でアークトゥルスを見せてもらいました。「ただの恒星なんて」と思いそうですが、昼間です。青い空に白くきらきら光っているのは不思議な感じです。
81センチ鏡

「あいのり」のポスター

テレビ番組のことではありません。JAXAがH-2Aロケットに相乗りで打ち上げる小型衛星を募集しているポスターです。
ポスター

経緯度交差点

西脇へ、テラドームへ来たら、ここに立ち寄らないわけにはいきません。テラドームは、「日本のへそ」つまり東経135度北緯35度の交点付近に立てられているのです。
経緯度交差点の標識は2箇所あります。一つは大正時代に作られた、日本測地系による交差点で、すぐ側の加古川の橋のたもとにあります。もう一つはGPS測量の結果を元に作られたもので、テラドームの北東の山の斜面にあります。
日本測地系による交差点
日本測地系による交差点。携帯のGPSで計測してみると、
N35.0.13.65 E134.59.49.59
でした。

経緯度交差点(2)

日本のへそモニュメント
GPS測量による新しいモニュメント。さっきの標識よりも大掛かりで、ゲイジュツ入っています。携帯のGPSの計測結果は
N35.0.0.34 E134.59.59.99


このくそ暑い中、ここまで上るのは結構しんどかった。つきあわせてごめん>ふくちん様
日本のへそモニュメントからの眺め
日本のへそモニュメントからの眺め

おしまいに。。。

わたしよりずっとまともな報告を紹介。そう、私が参加し始めてからでは一番参加者が多かったと思います。
本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

ふくだ(ふくちん) [いえいえ、子午線好きの私としても、あそこで経緯度交点を素通りするわけにはいきません。登りはじめたのは私の方が先でした..]

KAZ [おつかれさまでした〜☆(^▽^∩)]

しお [真夜中の酒はあすの活動の源デスヨ。。。これに懲りずに年度内観測会もよろしくお付合いお願い申しあげます〜]

(ふ) [ええ、何度でもお付き合いいたします。]


2015年08月29日(土)

「天文学者」に会ってきた

ルーヴル美術館展」が京都市美術館に巡回してきています(9月27日まで)。レンブラント、ルーベンス、ドラクロワ、ミレーなどによる、日常生活を題材とする風俗画が出品されています。中でも、フェルメールの「天文学者」が初来日ということで、これは「天文好きなら見逃しにできない展覧会」でしょう(笑)

というわけで、行ってきました。

そして、「天文学者」にお会いしてきました。

思ったより小さな絵でした。ですが、天文学者が調べている天球儀の星座も克明です。家具に貼られた図が興味深い。見たことのあるような図ですがなんだろう。手元に広げられた書物は他の学者の論文か何かだろうか。自分の観測結果を考察している風景とは見なかったのですがどうでしょう。

美術好きの人とは異なる視点で思わず見入ってしまいました。

他の絵も、当時の服装や生活習慣がうかがい知れ*1、たくさんの画家の作品が並んでいてその作風の違いなど、眺めていて楽しいものでした。

*1 もっとも、あくまで絵画なので、ありのままの日常を忠実に再現したとは限りませんが。

「天文学者」を買ってしまった

「天文学者」、買いました。ええ、ミュージアムショップで売っていたポスターですが。他にもクリアファイルにチケット入れを。

実は「天文学者」に描かれている天球儀も売っていまして…さすがに大きく(実物よりは縮小してあるそう)高い。

こんな感じに飾っています。

おまけ

お昼は松葉でにしんそば

美術館の後は清水寺へ。

イノダコーヒーでアイスコーヒーとケーキ。

少しだけ京都を満喫しました。

FAX FREEなコンビニ。

日本人は対象外ですね。


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