「ルーヴル美術館展」が京都市美術館に巡回してきています(9月27日まで)。レンブラント、ルーベンス、ドラクロワ、ミレーなどによる、日常生活を題材とする風俗画が出品されています。中でも、フェルメールの「天文学者」が初来日ということで、これは「天文好きなら見逃しにできない展覧会」でしょう(笑)
というわけで、行ってきました。
そして、「天文学者」にお会いしてきました。
思ったより小さな絵でした。ですが、天文学者が調べている天球儀の星座も克明です。家具に貼られた図が興味深い。見たことのあるような図ですがなんだろう。手元に広げられた書物は他の学者の論文か何かだろうか。自分の観測結果を考察している風景とは見なかったのですがどうでしょう。
美術好きの人とは異なる視点で思わず見入ってしまいました。
他の絵も、当時の服装や生活習慣がうかがい知れ*1、たくさんの画家の作品が並んでいてその作風の違いなど、眺めていて楽しいものでした。
*1 もっとも、あくまで絵画なので、ありのままの日常を忠実に再現したとは限りませんが。
「天文学者」、買いました。ええ、ミュージアムショップで売っていたポスターですが。他にもクリアファイルにチケット入れを。
実は「天文学者」に描かれている天球儀も売っていまして…さすがに大きく(実物よりは縮小してあるそう)高い。
こんな感じに飾っています。