「新着情報」本文で紹介した読売新聞以外ではBBCがいち早く、日本ではasahi.comがようやく報じています。
初めてハッブルの放棄の可能性が伝えられたとき、どこかで「JWSTを待つわけですね」などと肯定的ととれるコメントを読んだ覚えがあるのですが(どこだったか忘れた)、そもそも、後継機に代替わりするというような発展的なものではなかったですよね。
「他の国が譲り受けたらいいのに」「日本でもいいやん」なんて意見も周囲にあったのですが、保守の手段を持たない以上、無意味な話です。
1990年に打ち上げられたんでしたっけ。20年保たなかったわけですね。どっちがいいという問題ではないし単純な比較はできないと思うのですが、地上の天文台は長く使えていいなぁと思います。
「被災地に救援物資を送ってはいけない」のは救援活動の常識だそうです。そういえば震災の時、私の職場にも避難所があったのですが、送られてきた救援物資の中に、明らかに着古した下着があったっけ。ほんとうに何が必要とされているのか、過去の事例にも学びながらきちんと考えることが大事なんだなと思います。
そうそう、「だいち」が打ち上げ成功しました。衛星の状態も今のところ良好なようでよかったです。さらに来月中旬にMTSAT-2とASTRO-Fの打ち上げが控えています。YMコラムによれば、この他にも更に4機、今年度中の打ち上げが控えているとのこと。どんどん打ち上げて、経験と実績を積んでいくというのはいい事だと思います。
ところで、「だいち 軍事衛星」とか「だいち 偵察衛星」とか、そういうキーワードで検索して来る人がいるのですが。。。。「情報収集衛星」と呼ばれてるやつと混同されてしまっているようです(^^;
今日はある観望会のお手伝いのために天文科学館へ。お客さん170人。いつもの観望会以上の人数のようでした。
冷え込んだところに風もあったけれども、透明度も良く。初めて望遠鏡を覗かれる人も多かったようで、みなさん感動して帰っていかれたようです。
そして明日も朝から行く予定なのです。
★ im [宇宙ステーションは一般的な地球観測衛星より100kmほど 高度低めですね。宇宙線の影響を避ける為に。 衛星画像より少..]