明石市立天文科学館の16階観測室は今年度から毎週土曜日の日中の公開を始めています。昨年度までは昼間公開は月2回でした。
しかし年度初めは、最も有力な天体の金星が太陽に近すぎてみることができず、他の天体を対象にしたものの、晴れていても透明度が悪いなどでなかなか星を見ていただくにいたりませんでした。
今日は事前の天気予報に反してよい天気。また金星も、そろそろ宵の明星として見え始めていることからもわかるように、太陽からの離角が大きくなってきています。そこで金星を対象とすることに決定。
ツイッターで「金星見えている」とつぶやくと、さっそくそれを見て来館した人も。宣伝効果抜群、と、言いたいところですが、知り合いの星の友の会会員のわずか一家族だったので・・・
来場者は80名弱。条件が良かった割にはお客さんが少なかったのですが、お客さんは空の条件がいいと思って来られるわけではありません。いずれにせよ、ひさしぶりにちゃんとお昼間の星をみせてあげられたのは何よりでした。
準備中の風景