元、西はりま天文台公園園長の黒田武彦さんは、一年と少し前に脳梗塞で倒れられ、以来、療養につとめられています。黒田さんにゆかりの人たちが集まって、黒田武彦さんを囲む会が、姫路駅前のホテル日航姫路で開かれました。
集まった人たちは、黒田さんの幅広い人脈を反映するように、海部宣男さん(国際天文学連合会長・元国立天文台長)や渡部潤一さん(国立天文台副台長)から、私のような天文アマチュア、音楽家にマジシャン、黒田さん行きつけのお店の人まで実に多彩でした。
早朝、この地方では久しぶりとなる大きな地震*1に見舞われ、交通機関の運転見合わせ等の影響で一部の参加者の到着が遅れるというハプニングがありましたが、開始を遅らせた程度で滞りなく開催されました。
黒田さんは、まだ言葉は不自由で、右半身の麻痺も続いているものの、杖をつきながら自力で歩行できる程度に回復されていました。次々に挨拶に訪れる参加者に終始満面の笑顔で応えられていました。
世話人の皆様、お疲れ様でした。また、黒田さんがますます元気に回復されることを願っています。
*1 淡路島で震度6弱、姫路は震度4。私は初めてエリアメールで緊急地震速報を受け取りました。