天文科学館の16階観測室公開。今回は私がメイン担当。
さっそく金星を導入!・・・・あれ?入ってこない?
雲がちではあるのですが、晴天の領域に入っても金星が全然見えて来ません。こりゃ大変だ。
自動導入が信用出来ないと判断して、手動導入に切り替えることにしましたが、視野の広いサブ望遠鏡でも金星は見えません。ピントも正確かどうかわからず。様子を見に来た学芸員さんも導入できず。
代わりに井上さんが上がってきて、望遠鏡をいったん天頂に向け、再導入を試みました。これでうまくいく事もあるようですが、それを確かめる前に雲が広がりました。仕方なく、明石海峡大橋を導入してみてもらうことにしました*1。
夜なら、金星くらいに余裕で肉眼で見える星は手動導入もできましたが、昼の空はまったく手がかりがありません。
この望遠鏡の担当も長いつもりですが、手も足も出なかったのは初めてでした。まだまだですね。
*1 もちろん手動導入です。