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金環日食と並ぶ、いや内容的にはそれどころじゃない大イベント。
金星の日面経過は、約100年ごとに2回起こります。前回は2004年で明石では見事に曇られました。次回は105年後。今年を逃すと一生見ることは出来ません。
会社は休みを取りました。
今回、台風も接近していて昨日までは天候を危ぶんでいました。ですが見事に晴れました。終盤こそ一時雲の中に入りましたが、ほぼ全過程を観察することが出来ました。
明け方はまだ雲が広がっていたものが、6時台ににわかに雲が切れました。7時、自宅の庭に望遠鏡を出して見てみます。自分の望遠鏡での投影法は久しぶり。太陽の縁に、半円の影が。もう金星がそこに来ています。
金星が完全に中に入ったのを見届けて、望遠鏡を片づけ、明石へ出発。
#わざわざ家で見たのは家族に見せるため。出かけた後もフィルターをつけた双眼鏡を置いておきました。
天文科学館では、先行して到着していた天ボラメンバーが望遠鏡を出して見ていました。井上さんに案内されて16階のネット中継現場も確認。
ネット中継現場。基本的に無人で撮影中です。
開館時刻となり、4階日時計広場で本格的に観察を始めます。
他のメンバーはお客さんに見せる傍ら、自前の望遠鏡やカメラで観察と撮影を行っています。私は手ぶらなので、その風景を写真に収めたりなど。
平日なのにお客さんもいっぱい。中には悪天候の関東方面から新幹線でやってきた人も。気持ちは大いにわかります。
報道陣もいっぱい。幼児投影でやってきた幼児の団体が来ると、待ってましたとばかりに写真に収めます。それをまた写真におさめる私(^^)
幼児と、群がる報道陣
その私も取材され、コメントが毎日新聞に載りました。
太陽望遠鏡は迫力の大画面。
3階に展示されている、ガリレオ望遠鏡の精密復元模型でも投影。
写メ撮りまくり。
終盤に雲、切れた隙を狙って撮影。
6時間に及ぶ観察の末、第四接触終了、拍手が沸き起こります。無事に観察終了。
第四接触を待ち構える人々
ほとんど外に出ています。