編集後記


2010年07月17日(土) [長年日記]

16階観測室公開(明石市立天文科学館)

朝からとてもいい天気。透明度も抜群。そして暑い。11時に梅雨明けが発表されました。

今日の昼間は16階観測室公開の担当、夜は天体観望会の担当でした。

どちらも私はリニューアルオープン後の初担当です。

また、同館の天文ボランティア(天ボラ)制度が始まってからは、16階観測室公開と、天体観望会の日時計広場は、天ボラの天体観望会グループが担当するという体制になりました。そういう体制になってからでは初めて晴天に恵まれることになりました。

16階の担当者は3名。うち1名は実践研修中*1

私は資料配布を受け持ち。

観望対象は昼間の星としては定番の金星半月よりやや膨らんだぐらいの見え方です。

登ってこられたお客さんは100名超でした。昼間に星が見えるとは思わなかった人も何人もおられました。

暑い日でしたが、適度に風があり、スリットから吹きこんできて、比較的しのぎやすい状態でした。

*1 天ボラは研修を受けることになっています。基礎研修と実践研修があり、天体観望会グループの場合、実践研修は実際に観望会に出て、実地に観望会の進め方を学ぶことになっています。ということで、今日の16階にも1名参加されました。

天体観望会(明石市立天文科学館)

16階の終了後、食事しようと館を出て明石駅前へ。暑いので人丸前から電車で移動。

再び戻ってきて最終投影を見て・・・・時間があるのでまた外に出ましたが、この暑い中、うろうろするのを断念して戻ってきて、玄関前のベンチで涼んでいました(ここはそれほど暑くない)。

#館内で待っていていいと言われてたのですが、そうした方がよかった。

観望会はすでに一杯で申込みは締め切り。ホームページにも「定員に達した」とアナウンスされたとのこと。館外には早くも受付待ちの人が数名・・・・

ボランティアも早くから数名・・・・参加者は180名、天ボラは14名(うちメイン担当3名*1、実践研修11名)。どちらも大人数です。

天体観望会のテーマは土星。日時計広場では3台の望遠鏡を出し、土星、金星、月を見せました。

途中、ISSも通過。低空なのでどうかと思いましたが、しっかりと見えました。

もっとも、アナウンスして一斉に見たわけでないので、周囲ではISSを見る人、望遠鏡を覗く人が混在、同時に両方の相手を余儀なくされました。望遠鏡でISSが見えていると勘違いする人とか、「ISSどれですか」と聞かれて教えているうちに望遠鏡から天体が視野の外に行ってしまうとか(いつものドブ担当だったので)。

その直後にも明るい人工天体が通過したようですが、私は見逃しました。

その他には混乱はありませんでしたが、大人数のこと。時間はかかりました。天ボラが解散したのは、いつもの終了時刻より1時間も遅い22時でした。

*1 メイン担当者は、以前から観望会の手伝いをしてきたメンバーで、特に同館40センチ望遠鏡の操作講習を受け、16階観測室公開も担当する7人が交代で担当しています。


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