編集後記


2009年11月14日(土) [長年日記]

関西文化の日

11月14日~15日を中心とする11月の適当な日、賛同する文化施設は、入場料無料の「関西文化の日」を設定しています。明石市立天文科学舘も、中心日である14日~15日の2日間は入館料が無料になりました。また、両日とも、一回目の投影ではシゴセンジャーが登場、14日の一日だけですが、玄関前に砂金掘り体験のコーナーができました。

お昼すぎ、行ってきました。ちなみに、すでに星の友の会の無料特典は使い切りました。

砂金掘りは以前にも増して人気。舘にも問い合わせがあったとのこと。 水を張った水槽の底に砂を入れ、砂金が埋もれています。それをパンニング皿を使ってふるいわけ、砂金を見つけます。午前中にはシゴセンジャーとブラック星博士も砂金掘りにやってきたそうです。

ドーム前の部屋には、天文科学舘へ一言として、お客さんが天文科学舘への想いなどを投稿する掲示板ができていました。

プラネタリウム投影のテーマは一週間前と同じですが、同じ内容でも解説する人によって全て違います。これが、人が生で解説するスタイルの面白いところの一つです。同じテーマを二回聴いても飽きません。

3階展示室で、先週末はあまり見ていなかった、超大型ディスプレイSHiPLAを見学してきました。展示リニューアルに先立ち、11月4日から常設設置されたものです。大きいだけでなく、超薄型、超軽量、曲面にも対応。拡張性も高い。

これ、プラネドームの内側全面に貼り付けたら投影機いらなくなるなあ・・・そういうのが面白いかは別にして。

もうしばらく長居をしたいところでしたが、次の予定があったので、その後、帰宅しました。

なお、天文科学舘のリニューアルオープンは5月29日とのことです。

星を見に行った

天文科学館から帰宅後、望遠鏡を車に積んで備前市吉永町へ。西明石天文同好会の月例観望会の日です。

風がありましたが、一晩中すばらしい晴天に恵まれました。

見たもの(覚えている範囲)

天王星、海王星、木星、火星、土星、金星、月、
M1、M31、M34、M36、M37、M38、M41、
M42、M43、NGC1977、その他、オリオン大星雲とその周辺の星雲星団、
M81、M82、M108、ふくろう星雲、
M78、IC417(星雲は見えず)、エスキモー星雲、燃える木、二重星団、
M96、95。

この時期、朝まで頑張れば、秋から春までの天体を順次見ていくことができます。

惑星は水星以外の全惑星を確認。金星と月は肉眼視です。
天王星は、国立天文台の全惑星を見るキャンペーン以来。苦手な、やぎ座からおひつじ座までの一帯の真っただ中にいるため、なかなか導入できずにいたのですが、ステラナビゲータと確認しながらようやく導入しました。

私がここにPCを持ってくることは珍しい(基本的に不要)ので、目撃した人にびっくりされました。「自動導入するんですか?」とか(それはない)。

天王星、海王星の位置確認のために持ち出したのですが、実は、常用している星図を持ってくるのを忘れ、結局、一晩中PCの世話に。外部電源を用意していないので、バッテリーを限界まで使い切ってしまいました。

IC417は写真をやっている人からのリクエスト。私はいつもその人の隣に望遠鏡を置くのですが、最近よく、撮影したことのある天体が眼視ではどう見えるかリクエストされます。それって結構プレッシャーなのですが、面白いので挑戦してみています。

また、その人が、撮影した画像をその場で処理してみるのに付き合ったりなどしていました。

最近、天文誌でよく名を見かける人ですが、話が楽しい方で、また写真をやってみようかという気にさせられます。

ちなみに、「めざせ1000万人」の証明書画像の最多提供者です。

流星を見に来たという地元の若いグループにも見せてあげました。
その流星は、時々流れていたようです。私も夜明け近くに東の地平線に向かってゆっくり落ちるのを一つ目撃しました。おうし座流星群の群流星? 流れ方はおうし群のようですし、逆にたどると、たしかに西の地平線上のおうし座に行きつくのですが、ほとんど収束点近くです。


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