この街の空にも星は瞬く


2009年09月26日(土) [長年日記]

明石市立天文科学館星の友の会例会

26日に開催。内容は以下の通り。

1.鎌田共済会郷土博物館を訪れて
2.皆既日食の思い出
 (1)皆既日食のときの気温の変化について
 (2)奄美大島での皆既日食観測
 (3)皆既日食の思い出を皆で語ろう
3.星と音楽のプラネタリウム・ミニ


「鎌田共済会郷土博物館」

香川県に関連する資料を数多く収蔵する博物館。久米栄左衛門通賢についての展示を見学してきた話です。

久米通賢は、「江戸の天文学者 星空を翔ける」(中村士著、技術評論社)にも出てくる、江戸後期の讃岐の天文家・測量家で、大阪の間重富に入門して天文暦学と測量を学び、伊能忠敬の2年前、高松藩の命で讃岐国の測量と地図作成を行いました。忠敬の測量にも協力しています。麻田学派がこんなところにも、という印象です。


「皆既日食のときの気温の変化」

日食の時には気温が下がる、よく言われていることですが、それを小学生の姉妹がふじ丸船上で実際に計測した発表です。

食の開始から見事に気温が下がっているのですが、面白いのは、気温の低下が始まるのは、食の開始から約30分後、最も下がったのは、皆既食からやはり約30分後とのこと。

海水が熱しにくく冷めにくい性質であることから気温変化にタイムラグがあったのではと考察されています。

一方、気象庁のデータから、父島での気温変化もグラフにしていました。こちらも同様に気温変化は食の進行より遅れるのですが、こちらのタイムラグは10分。

実はぱしふぃっくびいなすでも、広瀬洋治さんが気温変化を測定されています。(というのを例会終了後に思い出した)

こちらでは食の進行との対比がちょっとわかりにくいのですが、気温の低下に伴って逆に湿度が上がっているのが分かります。


「奄美大島での日食観測」

某NSさんとのニアミスがあったかなかったか(^^;;

残念ながら曇られたのですが、雲に映る月の影を写真に収められていました。


「星と音楽のプラネタリウム・ミニ」

音楽活動をされている会員によるピアノ演奏。

話には聞いていましたが、うまいです。無料で聴けたなんてとてもお得でした。


休憩時間と終了後に、玄関前で月と木星を観望。ブラック星博士のマネージャーのたーさんが、博士の名刺を配って回っていました。

みなさん、裏面の指令をお忘れなく。


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