編集後記


2009年09月19日(土) [長年日記]

星を見に行く

西明石天文同好会(WBS)としての観望会。くっきりとした天の川も久しぶりです。

しかし、そろそろ少し寒くなってきました。といっても気温15度ぐらいでしたから全然大したことはないはずなのですが、もう一枚余分に持って行った方がよかったようです。

現地は、WBS以外の人も含めてかなり大勢が来ていました。車の台数で15台ぐらいはあったでしょうか。

見たもの:
木星、M27あれい状星雲、M57リング星雲、M31アンドロメダ銀河、二重星団、アルビレオ、網状星雲、金星、M17スワン星雲、M45オリオン星雲、M1かに星雲、燃える木、海王星、NGC253

定番ばかりですが、初めての人にも見せていたので。

快晴なのですが、南の低空はコントラストが低く、夏の天の川あたりの星雲はほとんど確認できません。もう夏は終わりです。

またシーイングも悪く、木星もあまり高倍率はかけられません。

金星はレグルスと非常に接近しています。

そういえば夜中を過ぎると火星が昇ってくるのですが、見損ねました。まだまだこれから見られますね。

海王星が見えたのだから天王星も見えるはずですが、あのあたりの空は本当に苦手。ジュノーも近くにいたのかい。

その中で、NGC253は探せました。他の人が先に私の望遠鏡で探したので、その後で挑戦してみました。

WBSのNさん、PCで画像を見せながら初めての人に天体の見え方を説明していたのですが、「画像と望遠鏡を同期してみませんか」と・・・NさんがいまPCで見せたものを、私の望遠鏡で見せてみようというのです。それ、すごいプレッシャーなんですけど。

網状星雲は、眼視では見えないと思っている人はまだまだ多いようで、見て驚かれる人もいました。

もっとも、WBSの眼視の大家、Fさんは、フィルターを使いながらですが、この夜、アストロフィジックス15センチで北アメリカ星雲を見えたとのこと。上には上がいます。

WBSでない人にも、私の望遠鏡は人目をひいたようで、しきりに口径などを聞かれました。40センチ級と思う人が多かったようです。たしかに、32センチにしては鏡筒が太いので無理ないかもしれません。


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