編集後記


2008年06月21日(土) [長年日記]

ほしとも観望会

明石市立天文科学館星の友の会(以下、「ほしとも」)では、ほしともだけの観望会が6月と1月の2回予定されています。

その1回目となった今日は、あいにくの天気です。今にも降りそうな気配で、実際、帰り際には降っていました。そんな天気でも30名弱が参加しました。

晴天なら16階の望遠鏡を目いっぱい使って・・・というところですが、曇天なのでプラネタリウムの方へ移動しました。

プログラムは2つ。まず、『「祈り」 -小惑星探査機 はやぶさ の物語-』の上映、次に、プラネタリウムで星座を探したり、使ってみる(!)、ということでした。

「祈り」はダウンロードしたものを持っていますが、やっぱり大画面でみると違います。精緻なCGと正確な再現に落ち着いた音楽、それになにより後半のエンドロールはいつ見ても感動ものです。

次に、プラネタリウムを使ってのいろいろ。まず、いろんな人にレーザーポインタが渡され、星座を示してもらいました。さらに星座絵を操作して実際の星座に合わせてもらったり、さらに希望する人に投影機を操作してもらったり(街明りを消すところの演出などは人気でした)。夕暮れから星がそろうまでの演出を希望した人もいましたが、これは「一週間ぐらい講習を受けてもらわないと」と。以前、ある解説者の文章で「夕暮れの演出がうまくいくと気分がいい」というようなことを書かれていたのを読んで、難しいんだろうなとは思っていましたが。

また最後には、投影機の調整作業の一端を見せてもらったりしました。


直立する投影機(1)   直立する投影機(2)

この2枚は片づけた状態の投影機です。直立させます。以前に聞いた話では、震災の時、投影機が壊れなかったのは、この姿勢だったのがよかったらしいということで、以来こうしているということでした。

ブラックイルミネーション

21日はライトダウンイベントの一つの「ブラックイルミネーション2008」が実施されました。天文科学館も協力していました。

ライトダウンした天文科学館   ライトダウンした天文科学館
普段から消灯するのはなかなか難しいようですが、こういう時ぐらいは。でも「明かりが消えている」というクレームが館や市役所にいってたりして。

ライトダウンした明石海峡大橋・・・見えない
明石海峡大橋もライトダウンしていました。


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