似たようなことを以前も書きましたが・・・・・それに言い古されたことでもありますが。
asahi.comの記事を読んで。この記事の中盤ぐらいに「パソコンも必要最低限の機能さえあればいいとのニーズが増えている」というようなことが書いてあります。今頃やっとそこにたどりついたか、と思いました。
私もPCは必要最低限の機能さえあればいい、一番いいのはOSが「素」で入っているだけのもの、と、以前から思っているのですが、理由は携帯が普及したからではありません。携帯もあまり高機能でなくていいと思う。使わない機能がいっぱいあってもしょうがない。
今に始まったことではありませんが、国内メーカーの家庭用PCは、高機能というより、アプリケーションを最初から満載して、インターネットボタンだのメールボタンだのごちゃごちゃつけて、かえって使い勝手が悪くなってるなぁというのが実感です。
以前、仕事で、お客さんの家庭用PCの初期設定をしたことが何度かあるのですが、使える状態、たとえばIEでYahoo!Japanが見えるところにするまでがほんとに一苦労でした。使っていても、安定は悪いし、最新のハードウェアをそろえていても昔に比べて速くなった感じはしないし。おせっかいが過ぎるし。Windowsのスタートメニューにシステムリカバリを追加している機種を見たときは目を疑いました。そのPCを使っていたお客さんは、実際にちょっとしたトラブルがあった時に、これを選んだら元に戻ると勘違いしてしまって・・・・・
とにかく、OSが「素」で入っているだけ、必要なアプリケーションは後から自分でインストール、というのが一番だと思います。PCに詳しくない人にもお勧めだと思います。アプリケーションの入手やインストールの方法は理解しておかなければなりませんが、実はPCを使いこなせるようになるのに、インストール作業って、いい勉強になるんじゃないかなと思ったり。