今日は天文科学館の観望会の日ですが、少し早めに出て舞子公園に寄り道してきました。移情閣を一目見ておくのが目的です。
が、しかし、今日は午後になっても晴れたり曇ったり、ぐっと冷え込んだところに強風が吹き、霰まで吹き付けてくる始末。こんな時にこんなところに来なくても・・・・
明石海峡波高し
移情閣は、華商・呉錦堂の別荘「松風別荘」にあった建物です。現在は「孫文記念館」になっています。松風別荘には1913年に日本を訪問した孫文が訪れました。移情閣の建設はその2年後になります。
孫文記念館
移情閣
時間も遅いので中には入らず。ぐるっと外を見て回りました。
移情閣のすぐ西は明石海峡大橋の巨大なアンカレイジがそびえ立っています。
このアンカレイジから、大橋の中に作られた舞子海上プロムナードに登ることができます。時間を見るとまだ入館可能だったので入ってしまいました。
一階入口からエレベーターで8階まで。そこから遊歩道が始まります。
遊歩道から。奥に見えるのが展望ラウンジ
金網の間から海
移情閣を見る
周りは金網で囲んでありますが、風はそのまま吹き抜けてきます。この天気の日に、もの好きなものです。ところが、暖房のきいた展望ラウンジまで行くと、カップルや家族連れがちらほらといました。もの好きは私だけではなかったようです。
明石の街。天文科学館も見えています。
天文科学館をズーム
海上プロムナードを展望ラウンジからさらに先へ行くと、丸木橋がありました。遊歩道の床がガラス張りになって海が見えています。真ん中に丸木橋が一本かかっています。全体の写真は撮らなかったので詳しくはWebサイトで。
丸木橋の上から。波が高い・・・
でも本当のスリルは、丸木橋ではなくガラス床の上に直接立つことでしょう。安全とわかっていても、ちょっとためらってしまいます。一度乗ってしまうとなんでもないんですが。
乗ってみた。
あとで知ったのですが、橋は強風のため交通規制がかかっていたそうです。橋もおそらく揺れていたのだろうと思うのですが、遊歩道では意外に揺れも危険も感じませんでした。だいたい、プロムナード自体普通に営業していたし。
・・・・目的の移情閣よりも海上プロムナードの方がメインになってしまいました。