あることで、ビデオリサーチのWebで視聴率を調べてみたのですが、週刊視聴率ランキングで、音楽番組部門で先週第一位の番組が眼に留まり、へぇ、と、思ってしまいました。
その番組とは
「歌謡コンサート」(NHK総合、毎週火曜日20:00〜20:45)。
演歌中心、大ホールでコンサート形式・生放送で進行する昔ながらの番組です。先週(11月12日〜11月18日)では平均視聴率15.4%でした。何か特別なことがあったわけではなく、バックナンバーを調べた範囲では、わりあいコンスタントに13%から16%程度の数字をあげ、何度も一位になっています。
先週、二位の「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」(フジテレビ)は11.3%、Mixiの日記キーワードランクで上位に上がってきていた、同じNHKの「プレミアム10・恋うた2007」は7.4%でした。
「歌謡コンサート」は、必ずしも演歌ばっかりというわけではないし、演歌だから年寄り向けというつもりもありません。しかし、火曜の夜、じいじとばあばの世代は、こぞってこの番組を見ているんじゃないかという気がします。
いつからこういう状況かはわかりません。いまどきの音楽事情なぞ、語りたい人はいくらでも語ってくれるでしょうが、それも含めて、テレビに関する限り、音楽業界なりTV業界はもうちょっと方向を考えてもいいんじゃないかという気がします。わかってるんでしょうけどね、素人が言わなくても。