編集後記


2007年09月02日(日) [長年日記]

S-520-23号ロケット 人工発光雲実験

「新着情報」ではWIND実験とか宇宙花火とか、言葉を固定しかねてしまったのは良くなかったです。ともかく、私のところでは曇られてしまい、見えませんでした。晴れたところでは肉眼でも確認できたらしいです。

ところで、この実験は、高層大気を調べるのが目的でした。高度100kmから300kmといえば事実上宇宙空間ですね。

今回は実験ということで、あまり無いイベントなので注目しましたが、ショーとしてやろう、というようなことになると、相当に嫌かなと思います。本物の星を見る妨げになりますから。

自己紹介は名前だけでいい

前にかかわったことのある天文サークルは自己紹介タイムが好きでした。そこに限らずサークルなんてのは、初参加の人がいたりするととりあえず全員が順に自己紹介をやったりするものですね。

新来の人がいる場合は、やっぱり最初に顔合わせぐらいはやっておくものです。でも、新来の人と打ち解けるとっかかりを作るのが目的であって、スピーチ大会が目的じゃない。誰がどんな人かは、付き合っていけばおのずとわかる。一方、身の上話なんか何人も何人もから長々と聞かされても、よほど話がうまくないと聞くだけ疲れるし、いちいち覚えてへん。だいたい、全員の自己紹介に何十分もかけるより、はよ星見たいやん*1

そんなわけで、基本的に名前だけで済ませたかったのですが、そこではそういうのは許してもらえなかったわけで。

サークルやってる気分に浸るには良いネタなんでしょう、自己紹介スピーチ大会というものは。

(9月3日、ちょっと書きなおしました)

*1 実際、そこでは観望会で新来の人があると夕暮れどきの天体を狙うのは難しかった


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