想定されていた投入軌道まで到達しなかったのなら「失敗」でしょう。その上で「ここまではうまくいった、ここがうまくいかなかった」というのが正しい評価ではないでしょうか。2号機の第1段ロケットに関しては規定時間通りに燃焼を完了。その後、第2段ロケットの燃焼に入ったが、第2段ロケットに関しては規定時間まで燃焼が行われなかったため、ロケットは想定していた投入軌道まで到達しなかった。予定されていた高度まで到達しなかったロケットはその後、墜落したものと見られている。したがって、厳密には今回の打ち上げは部分的成功(もしくは部分的失敗)ということになる。