編集後記


2007年03月16日(金) [長年日記]

大平貴之さん特別講演会

17日から始まるメガスターIIイベント「ツァイス&メガスター」のプレイベントとして、16日19:00から、大平貴之さんの講演会がありました。もちろんメガスターIIの投影付きです。なお、私がメガスターの投影を見るのは初めてです。
ツアイスとメガスターII
以下は3月17日に書いています。本当は16日中に(少なくとも17日朝までには)書くつもりでしたが、もう眠かったもので、16日は上記の写真を貼っただけにしていました。

仕事を早々に切り上げ、天文科学館へむかいました。
ドーム内に入り、投影機を見上げると、東側の方に、ちょこんと、小さなメガスターIIが。おお、これがそうか、小さい。みんな、盛んに写真を撮っています。もうおとなしく座っている人なんていません。私もそれに加わりました。

メガスターII
メガスターIIミネルヴァ拡大。露出が難しい。

何人も知った人に出会いました。名札をつけているのはどうやら業界の人たちのようです。目の前に、つきゆめ2号を持った人が現れたので声をかけたら、やっぱりC6H5NH2さんでした。名刺をいただきました。

メガスターII

やがて講演が始まり、大平さん登場。いよいよ投影開始です。元はツァイスの見慣れた星空が広がり、メガスターIIを重ねて投影、次にツァイスの火を落とすとメガスターIIだけの星空が広がります。その第一印象は、、、

「あれ? ツァイスに似ている」

ええ、一瞬、似ている、と思いました。ツァイスの暖色系に対して青みがかった色、星像はより小さいのですが、似てるなぁと。
実は最初、ホームスターの星像がイメージにあったのです。モノトーンで、天の川も星の粒々がはっきりしていて、というような。でも、全然違いました。見た目に自然なのです。「田舎で見た星空に一番似ている」という声をどこかで聞いたことがありますが、うなずきました。
やがて南半球に移動します。まず大小マゼラン雲が見事です。本物見たことないけど。そして定評のある天の川は、もう暗黒星雲がくっきりとして、逆にリアルじゃないかもしれない(^^)。でも宇宙で見たら、もしかするとあんなものかもしれない。そう思わせるような天の川です。目立ち具合からいえば従来の投影機の天の川の方が目立つかもしれません。でも、本物の見た目と比較すれば、メガスターの方に軍配が上がるでしょう。
なお、ツァイスとメガスターIIの違いを実感するなら、投影終了前がいいでしょう。後日(17日ですが)の話ですが、投影の終わりごろ、メガスターIIからツァイスに切り替わった瞬間、ツァイスとメガスターIIの星空の違いがはっきり実感できました。

大平さん

もしかして関西人?(笑) もうしゃべりが面白い人でした。将来構想でギガスターから宇宙へ飛び出すの(あれ何ていったっけ)まで語ってくれたのはやりすぎでしょう。大うけです。

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フォーマルハウト (2007年03月17日(土) 05:16)

昨日はどうも。<br>流石仕事が速いですね(^^)。


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