編集後記


2005年09月24日(土) [長年日記]

「プラネタリウムを作りました」ふたたび

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実はやっと読みました。

一言で言えば一号機から四号機(メガスター)までの歴代プラネの制作記です。自分の生い立ちも含めて制作と公演の記述が淡々と綴られています。例のドラマのような話は全然ありません*1

やっぱり大平さんすごい。ロケットの自作では、自分で試行錯誤で火薬を調合して、最終的には高度二キロメートルまで打ち上げてみたとか。

アストロライナーの公演の後かたづけの時、つぶしたドームが投影機を倒してしまったとか、メガスターのIPSロンドン大会での初公開時には、実は恒星原板が全部そろっていなかったとか、100万個もの星を投影するという発想のもともとは、邪魔な天の川投影機をどうするか、というところからの発展だったとか、面白い話がいろいろあります。

それから、本には卓上プラネタリウムのペーパークラフトが付録で付いています。

*1 ドラマはフィクションですから。それでも、ドラマの、最後に主人公が実は自分は孤独ではなかったことに気がつく、なんてのは、かなりステロタイプな描き方ではないでしょうか。

シゴセンジャー

が緊急出動するらしいです。25日(日)。つまり明日。

「なんやねん、それ」という人はこちら参照(^^)。

明石市立天文科学館の観望会

手伝ってきました。

テーマは「天王星/海王星」ということで、時計台の上の望遠鏡では海王星を、日時計広場で天王星を、という計画とのことでした。お客さんは120人でした。

ところが、東から空が広がってしまいました。天王星は岸本さんにお任せになったのですが、その方角は完全に雲の中です。私はまずアルビレオを導入しようとして、それも雲に隠れたため断念、仕方なくアンタレスを導入しました。アンタレスもやがて隠れると、今度は北西の少し雲が切れた方向に向けてミザール/アルコルを導入しました。ともかく何か天体を入れておかないと。

肝心の天王星はだめだったみたいですが(海王星はどうだったんだろう)、わずかでも天体を見せることができて、まあ良かったんじゃないかと思います。

望遠鏡の質問(「何倍ですか」という以外に)を2つばかり受けました。値段とか購入に関することです。もう少し機材の勉強もしておかねばと思った次第。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
ブラック星博士 (2005年09月25日(日) 19:04)

25日は朝一番に登場したのじゃ。<br>すまぬ。(ふ)殿は昼過ぎに明石天文科学館に<br>いらっしゃったらしいの〜<br>時間をきちんと伝えるべきじゃった。<br>ま、ブラック星博士は正確な時間が嫌いなんじゃ〜。<br>許してくれ

(ふ) (2005年09月25日(日) 23:20)

む!ブラック星博士(^^)<br>朝いちではどのみち間に合いませんでしたね。ちゃんと早起きするよい子でないと、シゴセンジャーに会えないようで。<br>ブラック星博士がやられるところ(^^)見たかったけど。


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