観測所雑記帳より。発見者の野村さんに一言(ほんとに一言だけですが)お祝いメールを送りました。
実はたしか野村さんは、「兵庫にまつわる小惑星」のページを見て、命名がまだの小惑星があることに気が付かれたのだったと記憶しています。それで、命名しようという話を前々から聞いていました。息子さんからの提案、いい記念になったでしょう。
に行って来ました。もちろん完全なお客さんモードです。
案内にあるとおり、ライトダウンキャンペーンに合わせて姫路城のライトアップが消されるので、それにあわせて、姫路城の側の公園で開催されたものです。
望遠鏡は30センチ反射が一台に屈折が4〜5台。子供連れを中心に数十名ほど来てました。姫路科学館の友の会とか、星の子館のクラブの会員が相当数いたのかな。
お城はライトダウンしたけれども、姫路の街全体がライトダウンしたわけではないので、観望条件としてはおそらく普段と変わらないと思われます。見えるものとしては月か木星ぐらい、またとても雲が多く、雲間から覗いた隙に観望する、という具合でした。
しかも、お城は確かにライトダウンしてるのですが、公園のすぐ南にあるイーグレ姫路という建物はライトダウンしていません。この建物、壁は全面ガラス張りで、つまり建物全体が照明と化して公園を照らしているようなものです。観望対象はイーグレ姫路の上にいます。かなり条件はよくない。
それでも、来られてた人、なかなか雲が切れないのに、みんな辛抱強く並んで待っていたようです。
来た人を眺めていると、ずっと空を見ている人とか、やって来てまず、空を見て「あ、見える見える。あれあれ」と指を差したりとか。いつも見えているはずですが、こういう時は、意識して空を見るのでしょう。
こういうふうに誰にでも星を見て欲しいと思ったら、月か惑星(特に土星)を対象天体に選んで、街の中の公園でやるのがいいんでしょうね。
こんなイベントあるんや〜っ!てなんだか行きたいなと思ったのですが、日中の用事が終わってダウンでした...<br>月はなんとなく見ることはあっても(うん、今日はオレンジやなぁとか、大っきいな〜とかですけど)星をゆっくり見ることって普段しないなぁと... 疲れたときこそ星を見たりするといいのかも...ね。