編集後記


2005年04月24日(日) [長年日記]

認知地図

少し前、大学生の何割かが北朝鮮の位置を知らないとかイラクの位置を知らないとかいう記事がありました。でも、「何割が正解だった」と書くのと「何割が不正解だった」と書くのとでは受け止められ方が正反対になるんですよね。たぶん「何割が不正解」の方が、読み手の多くに気に入られるのでしょう。元は日本地理学会による提言です。

そこから、学生時代に名前だけ聞いた「認知地図」というものに再び関心がわいています。「4885010888」(地人書房)の紹介から引用すると、

認知地図とは、人間や動物が環境に対してもっている空間的知識を、地図に見立てて言い表したもので、比喩的に「頭の中の地図」と呼ばれることもある。

いま地理学の中ではどういう位置にあるのでしょうか。

4774121258もあるわけですが、認知地図を実際に書いてもらったようなものなのかな。読んでないのでなんともいえませんが。


プロフィール

星を見る、本を読む、そこらを歩いてまわる・・・→詳しく

注目リンク

バックナンバー