この話の続き。VSOLJ MLで議論がなされています。中学になるまで習わないって、はじめて知りました。自分の頃はどうだったっけ。
MLにながれた、国立天文台の縣先生*1の投稿によれば、日本の小学校理科で習うのは地上から見た天体の動きのみであるとのこと。つまり小学校の授業を真面目に受けてたどりつくのは天動説ということになるのでしょうか。
さらに、小学校理科では「地球を球体として教えることを拒んでいる」とのことです。
しかし、子供達は、地球が丸いこと、地球が太陽のまわりをまわっているという知識を授業以外から得ていると予想され、学校での学習内容と矛盾します。ここで、天動説的な理解に逆戻りするか、どっちが正しいか混乱する生徒が多いのではないか、また理科を学ぶことの意欲を失う原因の一つになっているのではないかとのこと。
私は、単純に、これは小学生の天文知識の不足(というか理科の学力不足)が問題になっているのだと思ってしまったのですが、MLに流れた文章を読むと、問題にしているのは、もうすこし踏み込んだ問題のようですね。
縣先生の文章、どっかにでてないでしょうか。紹介したい先があるのですが*2。
光害が原因です。