H-2Aロケットの失敗の件で、SRB-Aの分離を伝える配線がうんたらかんたらという報道がなされてるんですが、速報につけられた図をみると、電気的な配線じゃなくて、起爆装置の爆発エネルギーを伝える「導爆線」が通ってるんですよね。この「導爆線」ってなんだ?と思ったら、ちゃんと話題になってました。そこで出てたH-IIA試験機2号機 デイリーレポート 履歴の2001年12月26日の記事に注目。
コンピュータから出される信号により火薬の詰まった導爆線に点火し、爆轟が7,000m/sの早さで導爆線を伝わり火薬を詰め込んだナットやボルトカッターなどを作動させて結合していたものを切り離します。
って、要するに導火線なわけですね。
一方、野尻ボードにある、問題なのは配線ではなくノズル異常の方である、というのも、素人目ですがうなずけます。