ハレー彗星はやはり影響力が大きかった天体で、この彗星をきっかけに星を見るようになった人は数多くいるようです。これに匹敵するのは、先のしし座流星群ぐらいでしょう。ただ、まだ「しし群がきっかけ」という人に出会ったことはありません。「私はそうだ」という人がもしいたら、ツッコミいれてくださいな。
かく言う私も。。。と言いたいところですが、私はきっかけというものがないんですよね。それどころか「星を見るようになったきっかけは?」という質問と「星を探すんですか(探さないんですか)」という質問は、されるのがとても嫌なのです。どれくらい嫌かというと、事件や事故の遺族に対する「今のお気持ちは?」という質問と同じくらい。
ただ、少なくとも、本格的に星を見始めたのはハレー彗星が最初ではありました。
一方でハレー彗星は、期待はずれの悪評も高かったようです。あの程度にしか見えない、なんてことは、何年も前からわかってたはずなんですが、やっぱり「ハレー」というブランドが災いしたんでしょうか。私などは、むしろ期待したよりもよく見えて喜んだ方です。
私は「なぜ写真を撮らないのですか?」という質問がもっとも嫌いです。写真がすべてではないでしょう。<br>ハレー彗星を見たときの様子はなぜかはっきり覚えてて、当時は実家から見てたけど空が暗かったなぁと。