編集後記


2003年02月04日(火) [長年日記]

宇宙への挑戦 7人のために (福島民報)

同意します。

打ち上げ時に落下した断熱材が「主犯」に浮上

「もしも」は禁物だと思うのですが、「もしも」、この損傷が「10日間の慎重な検討の結果」大気圏再突入に危険をもたらすと判断されていたら、どうなったでしょう。

「七人が生命を失うことは無かったはず」と単純に考えるのは甘い。打ち上げ直後ならともかく、いったん軌道にのってしまったら、帰還するには大気圏再突入が不可避なのです。

ということで、その時には、アポロ13号の時に匹敵する、一大救助プロジェクトが展開されたのだろうと思います。救援のために次のシャトルの打ち上げを繰り上げるとか、それまで、コロンビアのクルーはISSに避難するとか。ISSに避難するにしても、コロンビアはISSにドッキングできないので宇宙服を着て乗り移る、コロンビアが船外活動服を積んでなくてもISSにはあるはず。するとクルーは例の救命ボールに入って運ばれるわけか。

言っても始まらんですね。


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