RedHat Linux7.3もFTP版でさえ3枚になりましたね。TurboLinux 8 Workstationはプロモーション版こそ1枚ですが、製品版ではやはり複数枚になります。
別にLinuxやXがそんなに巨大化したわけでなくて*1バンドルアプリケーションが増えているのです。「バンドル」っていっても、ATOKXとかStarOfficeとかのことじゃなくて、ApacheとかEmacsとかBINDとかMozillaとかSylpheedとか。こういうのも立派なバンドルアプリケーションではないでしょうか。
ずっと前から何度か書いてるような気がするけど、厳選した必要最小限度のソフトウェアだけでCD一枚に収めたディストリというのがいいのかなと思います。ほとんどXとGNOMEまたはKDEが動くだけとか。鯖用だったらXすらいらない。Vineがかなりそれに近いのかな。Debianは知らない。
こういうことをすると、「TeXを入れてないのは片手落ちだ」とか「Apacheが入っていなくて何に使えるんだ」とか言われそうな感がありますが、自分のいるものは自分で入れてね、ということです。MS-Windowsならみんな自分の必要なソフトは後からインストールしているわけで、それで文句は出てないというか、下手にブラウザとかメイラーとかバンドルすると世間は怒るわけですから。
それでも、自分でソフトを探してインストールって、Linuxの場合、Windowsより大変なのではないか、ディストリにあうかどうかもわからんし、という疑問もあります。ならば、そのディストリ用にパッケージングしたものをCDの2枚目3枚目として配布すればいいのです。1枚目は Main とか称してね。2枚目3枚目から自分のほしいパッケージを簡単に選び出す仕組みがあるとなおいいかも。
こういう風にすると、開発側もメンテする範囲を絞れるし、使う側も、必要なものだけ選んでインストールするというスタイルを自然にとりやすくなります。
*1 いやまあ大きくはなっているだろうけど、CD何枚にもなっている原因ではない。
賛成!>必要最小限度のソフトウェアだけでCD一枚<br>入っていても使わない、使えないものたっくさんあります。私の場合。