編集後記


2002年01月31日(木) [長年日記]

とりあえず予告

いずれ本文にも書きますが、出張の関係で、2月下旬はほとんど更新できなくなります。おそらく開設以来はじめての長期お休みとなるでしょう。

期間はほぼ決まってますので、本文に載せます。

あ〜、「星の週報」の加藤さんにも連絡せねば。

再びLinuxのページについて

次になにを書こうかなと思案してます。そろそろX Window System関係でも。

X関係の知識というと、案外、ウインドウマネージャはfvwm2あたりで、初期化スクリプトは~/.xinitrcに書いて.~/.xsessionにもシンボリックリンク、というあたりでとどまっているのではないかと。でもRedHatもTurboもVineもKondaraも、~/.xinitrcなぞないのだ。で、いきなしデスクトップ環境なので。

そして突然DNS

DNS関係で「新しいホストを登録したけど、まだ情報が行き渡っていないのでアクセスできない」かに見える現象の理由は、以下の2つが考えられます。

  1. セカンダリサーバが更新されるまでタイムラグがあるので、登録後すぐセカンダリサーバに問い合わせても、引くことができない。
  2. 問い合わせたネームサーバのキャッシュに古い情報が残っていて、それが捨てられるまで新しい情報を引くことができない。

さらに、「いつまでたっても引けない、行き渡るのに時間がかかってるのかな」と思える原因は、様々考えられますが、

  1. SOAレコードのシリアルを更新するのを忘れたので、セカンダリに反映されていないため、たまたまセカンダリに問い合わせた場合、新しい情報が引けない。
  2. (新しく取得したドメインの場合)、実は上位のネームサーバにNSレコードを登録するのを忘れていた。

などというミスも。

少々舌足らずかもしれません。要するに、DNSに登録した情報は、あまねく全世界のネームサーバに配信される、ということは、ありません。ということです。

というか、インターネット上の全コンピュータのドメイン名とIPアドレスの一覧をインターネット上の全コンピュータが持つ、という、そういう無茶なことをしないためのDNSです。

衆知のことだと思うのですが、念のため。

セカンダリサーバに反映されるタイミング

実際にBINDの動きをみていると、プライマリサーバでは、ゾーンファイルを更新した後、namedは再起動するわけです。再起動されたnamedはセカンダリに対して更新を促しているような気がします。なので、セカンダリへの反映は、すぐに行われるような気がします。

むっ、ちがう

そうですね、間違い間違い。

前述のような挙動に見えたのは、まさにプライマリとセカンダリと両方になっているnamedだったので、勘違いしたかもしれません。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
さかい (2002年01月31日(木) 01:07)

遅延する理由でありがちなのはシリアルの更新忘れだったりして…<br>Non-Authoritative Answerってのが返ってくるあたりで、どっかでキャッシュしてるっぽいので、そこで遅延があるかも。<br><br>起動したとき、ゾーンの情報をセカンダリがプライマリから転送することはあっても逆はなさそうな気がします。つまりプライマリになってるドメインに関してnamedがセカンダリーとして指定されたnamedには送らないと思うのです。そんなことしてたら上位階層のネームサーバーは大変なことになりそうな気がします。<br><br>ドメインごとにnamedはプライマリにもセカンダリにもなるから、文章がややこしいです。


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