今更なんですが、数は少ないので気にすることもないのですが、出現前に気がかりだった言動が、その後やはり耳に入ってきました。要するに、予測がはずれた側に対する「なにやってるんだ」的な言動です。
まあ、はずしたということは間違ってたということだし、専門家の間でどう評価しあってるかはいいんですが、専門じゃない人の間で、「なにやってるんだ」的な言動の背景にある考え方を見ると、少なくとも科学じゃないな、と。
その「背景にある考え方」とは何か、をうまく指摘しないと、なぜ「科学じゃない」と思ったのかの説明ができませんが、肝心のこの部分は言葉がうまく見つかりません。
外した方を信じて、見なかった人もいました。「お気の毒に」としか言いようがないんですが、私も書いたように、見るべきだったので、そんなのは外した人の責任じゃありません。
でも一番馬鹿馬鹿しかったのは、しし群のピークは長く続かないとか、暗いのが多いのではないかという常識とか予測を「そんなのは外れた時に批判されるのを恐れた奴らが言ったタワゴト」と切り捨てた人がいたことです。今回の大出現ではピークが長く続き、しかも明るいのが多かったという点も注目されました。
でも最初からそういうものなら注目などされません。
今回の大出現では予想を超えた新しい知見が得られたわけで、ますます面白い現象だったわけですが、切り捨てた人は結果的にそういう面白さを抹殺してしまったんですよね。
確認しに旅行してるんじゃないかと思うような人がいるそうですが、天文現象でも同じことがいえると思います。メディアから得た情報を丸飲みにして、それをただ追認し、メディアの期待通りのパターンで感動しただけ、自らの発見はなにもない。見なかった人よりもかわいそうなことです。
う〜、なんか難しいこと考えてはるんですねぇ。<br>とりあえず、自分なりにやってみること、が大切ですね。<br>教科書や参考書どおりにやるのは受験勉強だけで充分だと思います。<br><br>あの55cmは独特の恰好してるでしょ?あれが私なりに考えた結果です。実はThe Dobsonian Telescope(だっけ?)とかいう本を持ってないのですが、無くてもなんとかなるし。
たまにはね>難しいこと<br>あの55センチは、なにより、あの車で運べるというのがびっくりです。