10月1日より。移転先はhttp://www.megastar-net.com。現時点ではまだ準備中。
ニュースが少ないです。重要な新天体情報は週末に出てくることが多いのですが*1、今週はそれもなし。
こういう時は自分でネタを考える。と言ってもなかなか出ません。
そうか、「地球につきまとう小惑星」ネタを出せば良かったのか(笑)
*1 根拠なし。でもVSOLJの加藤太一氏も同様な感想を持っている様子。
「低インシュリンダイエット あるある大事典」。。。は、早えぇ
山陽電鉄(以下、山電(さんでん))の高砂(たかさご)―尾上の松(おのえのまつ)間は、すぐ隣に旧国鉄高砂線の線路跡があります。廃線になってからそれなりに時間も立ち、線路も残っていませんが、枕木の残った小さな橋がいくつか残っていたりします。廃線マニアではありませんがどうにも気になっていたので、行ってみることにしました。
資料を見ずに書いているので勘違いがあるかもしれませんが、高砂線は高砂港から北上、山陽電鉄にぶつかったら、その南側を並んで東へ走り、尾上から北上して加古川駅に入っていました。
そこで山電高砂駅を下車、途中加古川を渡りながら山電沿いにひたすら東へむかい、問題の鉄道の橋が残った上を歩き、尾上の松駅を過ぎたところで北上、加古川駅を目指して歩きました。
山電高砂駅の南、現在自転車置き場になっている部分を東から西へ見た写真です。この先は南へゆるやかにカーブしながら細い道路となって続いています。途中には転轍機と信号機が残ったところがあります。
で、回れ右をする、線路跡が遊歩道になって残っています。
この道を、延々と東へ辿って行きました。
となりを山陽電鉄が走っています。
いくらも歩かないうちに、唯一最大の難関に差しかかります。兵庫県下第一の河川、加古川です。
ここをいかに渡るかなのですが・・・高砂線の橋はとっくに撤去されて跡形もありません(残っていたとしても徒歩で渡るのは相当危険かも)。
選択肢は以下の3つ
数百メートル下流に見える橋
まあともかく、無事に川を渡り切りました。
ここからは、畦道のような細い道が続いています。
歩いて行くと、例の橋が。
ちゃんと枕木が残っています。
隣の道に降りて橋を見たところ。
また、こんな小さな橋も残っています。
尾上の松駅付近に近付くと、畦道のような道は終わり、ここから加古川駅までは、きれいに舗装された広い道になっています。もはや鉄道の名残はほとんど残っていませんが、駅があったところには碑が残されています。
尾上駅跡
尾上駅を過ぎると、道は緩やかに北へカーブし、山電と交差します。ここから山電と別れて北上し、加古川駅東でJR線と合流します。
二車線の広い道がここだけ一車線になり、山電のの下をくぐっています。これも鉄道時代の名残でしょう。
北上する高砂線跡は、やがて新幹線の下をくぐり、明姫幹線(国道250号線)と交差します。明姫幹線のすぐ北側に、たぶん沿線唯一(?)の観光地、国宝鶴林寺(かくりんじ)があります。(「つるりんじ」と呼ばないように)、
鶴林寺の隣に、たぶん鶴林寺駅があったと思われます。碑は見落としたのですが、高砂線で使われていたらしい蒸気機関車が保存されています。
さらに北上すると、もう一つべつの廃線跡に行き当たりました。<別府(べふ)鉄道は肥料工場から肥料を運び出すために作られた鉄道で、1984年2月に廃線となりました(同じ年の12月に国鉄高砂線が廃止)。別府から国鉄山陽本線土山駅へ延びる土山線と高砂線野口駅へ延びる野口線の2線あり、現在は遊歩道になっています。
別府鉄道野口線跡の入り口
市役所あたりまでくると、道も広く往来も激しく、廃線跡というイメージは全然ありません。
やがて国道2号線と交差します。その先は高層住宅の向こうにJR神戸線の高架が見えてきます。