8月29日に、綾部市天文館で第2回ドブソニアン祭りが開かれます。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
J. V. Scottiは、7月25日の観測からSHOEMAKER-LEVY第7彗星の回帰を検出しました。(P/1998 O1)
7月27日既報の超新星1998dhですが、その後の観測により、普通のタイプIa型の超新星が極大の前に発見されたもので、これから13.8等ぐらいになると予想されています。
超新星3個が発見されています。IAUC 6978: 1998df; 1998dg; 1998dh; 1998aq より。
チリのR.Antezanaは、7月18日(世界時)にT-Max 400フィルムを使いマクストフ望遠鏡で撮影した写真から、「インディアン座」と「くじゃく座」の境界にある無名銀河に、約18.5等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN1998df)
チリのMarina Wischnjewskyは、7月19日(世界時)に撮影した写真から、「おとめ座」にある MCG -3-34-008に、約17.5等の超新星と思われる天体を発見しました。(SN1998dg)
the Lick Observatory Supernova Searchは、「うお座」のNGC 7541に超新星と思われる天体を発見しました。(SN1998dh)
7月20日に16.8等、24日に15.3等で観測されています。
the Lick Observatory Supernova Searchは、7月23日と24日に撮影した画像からアンドロメダ座のNGC 252に超新星と思われる天体を発見しました。(SN1998de)
国立天文台・天文ニュースを転載します。
ハッブル宇宙望遠鏡が、小マゼラン雲にある、大質量星ばかり集まった星団を撮影。
チリ?の R. Antezanaは、 L. E.Gonzalezが7月18日にマクストフ望遠鏡で撮影した写真から、ケンタウルス座の無名銀河に約17等の超新星と思われる天体を発見しました。
超新星捜索プロジェクトの一つである EROS collaboration は、ヨーロッパ南天天文台の1メートル望遠鏡による観測で5つの超新星を発見しました。(1998cy, 1998cz, 1998da, 1998db, 1998dc)
ニュージーランドの A. Wassilieff は、36センチ反射望遠鏡に取り付けた冷却CCDカメラST-7で7月4.412日(世界時)に撮影した画像から、「ふうちょう座」のNGC6209に17.5等の超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1998cx)
木星探査機ガリレオが、木星の衛星のひとつガニメデの地表の様々な姿を撮影した画像が公開されています。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
ところで、”世界中で使える携帯電話”の「イリジウム」のマークって北斗七星をあしらっているんですよね。
ん〜、でも、人工の電波が電波観測に少なからぬ影響を及ぼしていると聞かされた身には、あの66個の衛星が地球を取り巻いている図は、衛星の軌道が人類を地球に封じ込める檻のように見えて仕方がない。
既報かどうか忘れましたが、NASAが、WILD第2彗星の探査を目的とした「スターダスト計画」で、「あなたの名前を彗星へ送ろう(SEND YOUR NAME TO A COMET!)」キャンペーンを実施しています。
応募した名前はシリコンチップに刻み込まれ、1999年2月に打ち上げ予定の探査機に搭載されます。
締め切りは8月15日です。
なお、スターダスト探査機の主な探査内容は、WILD第2彗星の核に150kmまで接近し、彗星のダストや揮発物質を採集して地球に持ち帰ることです。名前を刻んだシリコンチップも回収されるとのことです。
[手前味噌]しばらく静かなので宣伝。
メインサイトの「星見人達」に、(定番の)天体写真のページを(遅れ馳せながら)作りました。
もともとサイトのあちこちに散らばっていた画像を一箇所から参照できるようにし、また新たに数枚の画像を収録しました。
7月9日に台風1号がようやく発生しました。宇宙開発事業団の熱帯降雨観測衛星(TRMM)がその成長過程の観測に成功したとのことです。
チリ大学のJ.Mazaは、2個の超新星を続けて発見しました。
SN 1998 cv は、17.5等で「つる座」の ESO 237-G42に出現しました。
SN 1998 cw は、17.5等で「みなみのうお座」の無名銀河に出現しました。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
[紹介]天文とは関係ないけど、私の友人のWebサイト。女性を対象とした(?)通勤電車などで気軽に読める本の紹介と書評のサイトです。
宇宙開発事業団(NASDA)の「おりひめ・ひこぼし」はランデブードッキング実験に成功しました。
自動制御でのドッキングは世界初とのこと。
PLANET-B打ち上げ成功、「のぞみ」と命名
日本の火星探査機PLANET-B、いよいよ今日午前3時12分に打ち上げ予定です。
ちなみに上記のサイトには、PLANET-Bのペーパークラフトがあります。
宇宙開発事業団の技術試験衛星「おりひめ・ひこぼし」のランデブードッキング実験が7月7日行われます。
上記のサイトではライブ中継も予定の様子。
ちなみに、「おりひめ・ひこぼし」のスクリーンセーバーがあります。が、なぜかGET失敗。
LINEAR チームは、6月30日、さらに「ペガスス座」に全光度約15.9等の彗星を発見しました。(C/1998 M5)
7月1日には、14等級の観測がなされているようです。
J. Montaniは、6月30日、キットピークにあるスペースウォッチ望遠鏡で、「やぎ座」に全光度18.9等の彗星を発見しました。(C/1998 M6)
モニターに映った映像から「眼視発見」したとのこと
国立天文台・天文ニュースです。
[訂正]6月29日のC/1998M4の記事で、発見されたのは「みずがめ座」ではなく「わし座」でした。
アメリカのT. Puckettは、「ヘルクレス座」のUGC 10432に17.5等の超新星と思われる天体を発見しました(1998cs)。
アメリカのM. Schwartzは、「へび座(頭)」のUGC 10062に16.1等の超新星と思われる天体を発見しました(1998ct)。
University of California at Berkeley(カリフォルニア大バークレイ校?)のW. D. Li、M. Modjaz、R. R. Treffers、A. V. Filippenkoは、 the Lick Observatory Supernova Searchにおける観測から、「アンドロメダ座」のIC 1525に約18.5等の超新星と思われる天体を発見しました(1998cu)。
日本の火星探査機PLANET-B、7月4日未明にいよいよ打ち上げの予定です。
国立天文台・天文ニュースを転載します。29日既報の突発流星群についての記事です。ポン・ウイネッケ彗星を母彗星とする流星群だったようです。
SOHO通信途絶 アストロアーツより
1998年6月30日は、シベリア、ツングースカ地方で謎の大爆発があってからちょうど90年目の日でした。
the Mount Stromlo Abell Cluster Supernova Search Teamは、「きょしちょう座」の無名銀河に19.3等の超新星と思われる天体を発見しました。(1998cq)
アメリカのT. PuckettとA. Langoussisは、「かんむり座」の PGC 57979 に、17.6等の超新星を発見しました。(1998cr)