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ニュース(1997年12月11日〜12月31日)
1997年12月11日
- J.V.Scottiが、KOWAL-VAVROVA彗星(周期15.6年)の回帰を検出しました。
- 佐野康男さん(北海道)が11月27日に発見した天体が、超新星と確認されました。
1997年12月15日
- 1995年1月17日の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)で被害を受け休館していた明石市立天文科学館が、1998年3月15日に再オープンと決定。
ちなみに、貴重なカール・ツアイス=イエナ社製プラネタリウムは健在、震災前と同じく肉声による解説を行うそうです。
1997年12月16日
- ステラナビゲーター for Windows 95/NT(アストロアーツ/販売:アスキー)のアップデートパックが公開されています。内容は主に処理の高速化とバグ修正。
1997年12月17日
- WNN-Uのインターネット観望会、次は「冬の天の川を見よう!」というテーマです。12月18日19時から21時まで、佐治天文台(鳥取県)から。
- ハッブル宇宙望遠鏡の最新画像。惑星状星雲M2−9。
1997年12月18日
- 富山市の青木昌勝さんが、12月5日早朝撮影のCCD画像から、かみのけ座のNGC5012の近くに15.6等の超新星を発見。
なお、「国立天文台・天文ニュース」で、超新星が発見されたのはNGC 5021とあるのは、NGC 5012の誤りと思われます。
- りゅうこつ座η(イータ)星が近々爆発的に明るくなるかもしれない?という予測がされています。
1997年12月19日
- あなたの名前を火星に!
文部省宇宙科学研究所が打ち上げ予定の火星探査機「プラネット-B」に、直筆の名前を書いたアルミ版を載せてくれる。
- 17日のハッブル宇宙望遠鏡の画像の続報(というより17日のコメントはあまりに舌足らず)。
惑星状星雲は太陽クラスの恒星の最後の姿です。その末期の恒星が放出した複雑な星雲の構造が捉えられています。M2−9の他にいくつかの惑星状星雲の画像があり、惑星状星雲の非常に多様な姿が明らかになっています。
1997年12月24日
- 横浜こども科学館によれば、12月9日にグリーンランドに隕石が落下した可能性があるとの事です。
1997年12月25日
- 富山県の青木昌勝さんが、おおぐま座のNGC3963のそばに16.5等の超新星を発見したそうです(SN 1997ei)。
- Chile 大学のJ.Maza が、うさぎ座の無名銀河に18.5等の超新星を発見したそうです(SN 1997eh)
1997年12月29日
- 横浜こども科学館によれば、NASAは1月6日に月探査機「ルーナー・プロスペクター」を打ち上げる予定です。
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Copyright(C) 1998 福原直人(ふくはらなおひと) [自己紹介]