編集後記


2006年10月01日(日) [長年日記]

星見

30日の夜は久しぶりに星見でした。

誰もいないだろうと思っていたら先客がいました。初対面なのでいきなり話し込むのは遠慮しましたが、観望の人で、ちょっと大きめの屈折を使われていました。子供連れだったようで、早めに帰られました。

未だ自分の望遠鏡でまともに網状星雲を見たことがないので、今回の目標はそれだったのですが、やっぱり見えませんでした。見えているけれども自分が判別できていないだけなのか、どうなのか。いずれにせよ最高の天気というわけではありません。少しガスが出ていたし、

0時前には雲がひろがったので退散しました。


2006年10月03日(火) [長年日記]

「サイバー」って。。。

帰りの車で聴いたラジオで。「サイバー大学」なんて言葉が流れてきました。ネット利用の通信制大学とのこと。それはまあいい*1のですが、「サイバー」ですか。この単語、WEB 2.0な現在でも新しいのでしょうか。

*1 「ネット利用で校舎を持たない学校」という10年くらい前から聞かされているような構想を新しいことのように語っていた、というのはまあ置くとして

「技術者よりも非技術者の方が技術に惚れ込んでしまう」

やや古めの話になりますが、

技術の使用者が技術に惚れ込んでしまうような場合には、どうすればよいのだろうか。

[高木浩光@自宅の日記(2006年08月13日)より引用]

この項の本題の議論は別として*1、非技術者が技術に惚れ込んで突っ走る例は、よく見かけるように思います。そのへんにいませんか?「わが社もWEB 2.0に対応するぞ」とか叫んでいる上の人とか(笑)。

*1 本題の議論に言及するには、もう時機を逸している気がする。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

三男 [「オープン指向」の製品を使わなければならない。 って要求仕様に書く調達部門の方。 「オープン指向って何よ(笑)?え、..]

(ふ) [「オープンなんとか」も、惚れられやすいキーワードですね。]


2006年10月04日(水) [長年日記]

月天、休刊

「2007年1月号からしばらくの期間」とのこと。あらら。。。

詳しくは12月号に掲載されるそうです。休刊理由の非公式な情報は入っているのですが。

天文3誌の中で一番影が薄い(地方ではなかなか手に入らない)雑誌でしたが、3誌の中では一番良質な雑誌だと思っていました(でも全然買ってないな)。

海外誌(S&T、The Astronomy)の日本版を、誰か出してくれないかな。


2006年10月07日(土) [長年日記]

キロロのいちばんイイ歌あつめました

B000ECY48S 3月に出た、リクエスト投票によるベスト盤です。リクエストなので、なるほどこれはたしかにはいるよなとおもうような曲ばかり入っています。B000ECY4H4は楽譜などもついていたようですがさすがにもう無いようです。
ところが実は6月に、iTMSの方で「キロロのちょっとコアな歌あつめました」の配信を始めているのですよね(via Kiroro official web site)。リクエスト16位以下を元に編集したもの。こういうノリは好きです。
ちなみに現在は2人とも結婚して長期休養中。

2006年10月08日(日) [長年日記]

月探査情報ステーション更新不能

9月から更新が停まっています。その件について掲載しました。

仔細はひかえますが*1、技術上の問題ではありません。「月探査情報ステーション」も、もともとボランティアベースでスタートしたかもしれません*2。しかし、れっきとした*.jaxa.jpのサイトが、このような告知の掲載を、自身ではなく、個人サイトごときに依頼しなければならないというのは異常です。依頼のメールからは嘆きが感じられました。

さっそく、JAXAの問い合わせメールフォームから「応援」メールを送りました。援護射撃のつもりです。批判ではなく、あくまで「更新していないようですが大丈夫ですか、楽しみにしているのでがんばってくださいね」という「応援」の形をとりました。

サーバ停止のときもそうだったけれども、とにかく「上の人」に国民の声を聞かせる必要がありそうです。一人送ったぐらいじゃ、効果はないと思うのですが*3

*1 部外者があることないこと勝手に言うわけにいかないので。

*2 今の人は信じないかもしれませんが、ネットが世間に普及し始めた当初は、みんなそんなものでした。

*3 ちゃんと集計されて、然るべく扱われるそうです。みなさん、JAXAへの要望や感想、励ましなど、どんどんメールしましょう。

この街の空にも月明かり

おとといの十五夜、昨日の十六夜、そして今夜と、月が冴え冴えと輝いています。特に今日は昨夜までと違ってよく晴れているので、月明かりもよく澄みきっています。

いつも思うけれども、月明かりって明るいんですよね。文字通り青白い光が街を包んでいます。星を見るには都合は悪いけれども、好きな光景です。


2006年10月09日(月) [長年日記]

orz....

編集後記のヘッダをいじっていたら崩れてしまいました。なんとかそれらしく戻したのですが、ひやひやです。

別にコピーを作ってやっていたはずだったのですが、よく見るとデータディレクトリが本環境のままという単純ミスでした。

核実験

自作ガイガーカウンター かの国*1が核実験を行ったというニュースを聞いて、何年ぶりかでガイガーカウンターを引っ張り出してきました。
もう20年近く前に秋月電子通商*2で買い求めた工作キットです。心臓部のガイガーミュラー管*3浜松ホトニクス製*4。感度はそれなりですが、バックグラウンドを一分に10カウント程度は拾えます。
久しぶりに動かしたので乾電池が放電しきっているのではと思ったのですが、どうやら動きます。
さあこれでいつまた実験されても大丈夫(そうか?)

*1 こんな風にぼかすと後でこの記事を読んだ時なんのことかわからなくなるんですよね。

*2 今はあの街も様変わりらしいですが、何年に一度も行かないけれども、この店が残っててくれればそれでいい。

*3 ケース内右端に写っているパイプ状の部品です。ここに放射線があたると電気が流れてブザーがなるという仕組み。

*4 カミオカンデの光電子倍増管を作った会社


2006年10月10日(火) [長年日記]

「135°の星空」No.135記念号が届いた

明石市立天文科学館星の友の会会報。「なんでそんな中途半端な数字で記念号なんだ」などといっている人は駄目です。

いま気がついたのですが、会報は翌1961年創刊ですがいったん中断し、1965年に第1号として再開しました。再開後の年数は私の年齢とほぼ同じ(10ヶ月ほど会報の方が先)なんですね。

私も編集会議に参加したし寄稿もしたのですが、各方面からのメッセージから135づくし、それに年表まで、編集大変だったでしょう。お疲れさまでした>担当者様

次は136号お待ちしてます。

塩屋天体観測所サイト5周年

おめでとうございます。次は10周年ですね。


2006年10月11日(水) [長年日記]

SOLAR-B/M-V-7生配信記念品

うーわ、そんな豪華なものがもらえるんだったら、私もアンケートに答えておくのでした。抽選だから当たらない確率も高いか。

ところで、寺薗さんサイン入りのリポD空き瓶って、どなたか貰われた方いらっしゃるのでしょうか。

うーん、そういえば気になる。

2006年10月12日(木) [長年日記]

リマインダー テスト中

新着情報に載せるべき現象やイベントを、ほとんど直前になって思い出す、ということがよくあります。ひどいときには何日も過ぎてから思い出すことも。

それで、掲載が適当な時期になったら知らせてくれる仕組みが欲しいと常々考えていました。この手のサービスもいくつかありますが、メールでの登録が主という感じです(Webから登録というのもあるのだろうけど)。

新着情報に掲載するものを思い出すだけなら、時分秒のような細かい時間指定はいりません。メールで通知されるのはかまいませんが、登録はメールよりWebの方が私の場合都合がいい。また、同じイベントを、たとえば2週間前、1週間前、2日前などと、少々以前から繰り返し通知してくれる方がいい。

で、これなら作れそうなので、作りました。テスト中です。これで少しは「過ぎてから思い出す」なんて事が減ってくれるといいのですが。


2006年10月15日(日) [長年日記]

星見

14日もよく晴れました。低いところはガスが出ていたようで、高度の高いところは透明度は申し分ないのですが低空はあまりよくありませんでした。

双眼鏡でC/2006 M4スワン彗星を確認。なんとか見えるかなと言う程度。

ようやく、自分の望遠鏡で網状星雲(NGC 6992の方)を確認することができました。今まではなかなか見ることができなかったものです。NGC6960側は確認できませんでした。こっちの方が濃いのではなかったっけ。

その他、メシエ天体いくつかを見て、月が昇るより前に引き上げました。

観測地への経路

この春、鹿をはねてしまった道は、それ以来最徐行で通っています(あかるいうちに通過すればいいのだけど)。実はその後も同じ場所で鹿を一度目撃しています。そして今回は、鹿の死体を発見してしまいました。だれかまたやってしまったのでしょう。やっぱりあの道は、鹿の通り道を見事に横切ってしまったようです。

帰りは別ルートを通りました。遠回りの道ですが、余分にかかる時間は30分弱です。こちらの方は比較的人里を通ります。今度からはこちらを使おうかと思案しています。

南小田の25センチシュミットカメラに再会する

明石市立天文科学館で、かつて南小田観測所にあった25センチシュミットカメラが展示されているという話をききつけたので、再会してきました。

再会といっても、記憶では今回で2回目、前回は南小田観測所が閉所した時です。シュミットカメラを解体・搬送するのを手伝った覚えがあります。もちろん私が使ったことはありません(シュミットカメラなんてとてもとても)。

「小惑星明石を発見した望遠鏡」と説明書きにありましたが、「明石」だけでなく、兵庫県下で発見された新天体のうちかなりのものが、このシュミットカメラで発見されています。とても実績のある機材です。

で、機材搬出のレポートがあるのですが、ここ、岩澤観測所ですね。そうか今はここに置いているのですね。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

いのうえたけし [ありがとうございます。 岩澤観測所に設置していたのは架台の方です。 #これも泣くほど重かった;; シュミットカメラ..]

(ふ) [なるほど、架台だけだったんですね。 でももったいない。誰か使わないかな。]

いのうえたけし [ご本人が使う気満々みたいです。]

(ふ) [おー、菅野さん復活ですか。]


2006年10月17日(火) [長年日記]

argoさん死去

連絡を受けて驚きました。
ブログは10月5日が最後。確かに間隔はあいているのですが別段気にも留めていませんでした。それが、こんなことに。
@nifty:フォーラム@nifty:スペースフォーラム〜天文と宇宙http://hpcgi2.nifty.com/~ichimura/chat/kerochat.cgiなどを見ると、17日はただならぬ騒ぎだったようです。自宅での突然死だったようで、これだけ顔の広い人が誰にも看取られずに逝ってしまったというのが身につまされます。
最近では2003年の「マーズウィーク」を手伝ったときにお世話になっていました。ついに一度もお会いすることはありませんでした。大事な人を失いました。

2006年10月18日(水) [長年日記]

すざくひので

「すざく」って、観測装置の一つのX線マイクロカロリメーター(XRS)が打ち上げ早々に使用不能になるというトラブルがありましたが、Webを見ると、「あれ、そんなことあったっけ」と、自分の記憶が心配になりました*1

実際、XRSは使用不能になったけれども、Webを見ると、衛星本体も他の観測機器も良好で、早くも観測成果も挙がっています。

こうしたことがわかるのも、このWebサイトのように積極的に情報公開してくれているおかげでしょう。トラブルが報じられた当時は、例によって「また何百億円パーかよ」という声も聞かれました。もしも積極的な情報公開がなければ、世間は「すざく? あれ、失敗したんでしょ? 今? ただの宇宙のゴミだよね」という認識のままでしょう。

ひので」にいたっては、毎日の運用状況が読めます。さすがに毎日読んでいるわけではありません。でも、他の衛星・探査機はプレスリリースが出るまで忘れ去っているのが常なのですが(おぃ)、「ひので」だけは、このページのおかげで常に気になっています。いまはファーストライト*2が楽しみです。

*1 Web上にもちゃんとトラブルの記述があります。

*2 一番早い可視光望遠鏡は10月25日ごろ


2006年10月19日(木) [長年日記]

argoさんお通夜の日

遠いのでちょっと参列できませんが、ここから手を合わせていました。改めて哀悼の意を表します。


2006年10月22日(日) [長年日記]

オリオン群突発

21〜22日は某会で西はりま天文台へ宿泊でした。
オリオン群が極大を迎えていましたが、予想外に活発でした。
きちんと数を数えていないのですが、明るい流星も多数出現しています。
戻って来ると、他へ観測に出かけた仲間からも、「フィードバック」へも、オリオン群突発の知らせが届いていました。 日本流星研究会によれば、HR60の出現が観測されたとのこと。また世界的に観測されているとのことです。

2006年10月24日(火) [長年日記]

Linuxらしい

安倍首相のWebサイトのトップページから。いま管理を任されたサーバ(日本)の状態を確認しているところのようです。

財務省にメールしようか

via http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2006/10/post_eeef.html。「はやぶさ2」の予算折衝が厳しいそうなので財務省に応援のメールを出そうという話です。
松浦さんの呼びかけなので反響は大きくなりそうですね。私もメールを出します。

メールした

私は日本の宇宙開発の発展に期待を寄せている者です。

独立行政法人・宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部が、小惑星探査機「はやぶさ2」を計画しているものの、2007年度の予算獲得が厳しいということを伝え聞きました。

先に打ち上げられた第20号科学衛星「はやぶさ」(MUSES-C)は、2005年11月に小惑星「イトカワ」の観測と着陸を試み、世界が注目する成果を挙げました。

「はやぶさ2」は「はやぶさ」の同形機で、「イトカワ」とは異なる性質の小惑星を調査することを目的としています。アメリカが火星に連続して探査機を送り込んでいるように、探査は継続して行うことが必要であり、一回行えばそれで充分というものではないと考えます。特に「はやぶさ」はあくまで探査技術の実証が本来の目的であり、それに続く「本番」としての探査計画が行われなければその意義の多くが失われてしまいます。

また、日本は米ソ(当時)に続いて世界で3番目に人工衛星の打ち上げに成功した宇宙開発先進国です。しかし、近年は中国、インドなどが躍進しつつあり、このままでは日本は同分野において後進国となりかねません。

「はやぶさ」の活躍は、私達日本国民に大きな感動と勇気と自信を与えました。また日本の技術力を世界にアピールすることにもなりました。続く「はやぶさ2」にもより大きな成果を期待します。ぜひ2007年度に「はやぶさ2」の開発を開始できるよう、ご配慮をお願いいたします。


2006年10月25日(水) 奈良へ [長年日記]

興福寺の特別公開と正倉院展

行ってみることにしました。
自分が本当に行きたいところへは、私は一人で行きます。同行者に気兼ねしなくていいからです。特に私の場合、歩くし、行きあたりばったりだし、進んでは引返し、同じところをぐるぐるまわり、同行した人はきっと呆れ返るでしょう。逆に言えば、私の行きたいところへ行き当たりばったりについて回ってくれる人なら同行してくれると楽しいかもしれません。行きたそうなところを薦めてくれるならなおいい。
奈良市内は大学時代の4年間をすごしたところです。奈良公園まで楽に歩いて行ける場所に住んでいました。それから20年ほど。まったく訪れたことがないわけでもありませんが、ゆっくり歩いたことはありません。公園内はともかく、街はだいぶ変わったんでしょうね。
JRで奈良入りし、三条通→興福寺→国立博物館→東大寺→奈良町→元興寺、メジャーどころばかりですが、一日がかり。
*1

*1 こういう風に地図にリンクしているのを見て「こんなやり方は云々で今はGoogle Mapsというのがあって云々」と周囲に得意げに解説して回るWeb2.0かぶれもいるのでしょうが、私はあまりGoogle Mapsの地図が好きではないのです。MapionはAPI公開してましたっけ。

JR奈良駅

奈良駅旧駅舎
奈良駅旧駅舎(使っていません)
高架工事中で仮駅で営業しています。奈良駅と言えば、あの、和洋折衷の寺院のような奇妙な建物がシンボルでしたが、少し脇に移築して現在も残っています。

三条通

三条通
カラフルな舗装と車を低速にさせるジグザクの車道は、ちょうど私が住んでいた頃にできたものです。
あの頃あった建物もあれば、ずいぶん変わってしまったところもあります。NTTはドコモショップが大きな看板を上げているし、ビブレなんかできているし、よく通った3軒の本屋は、2軒まで無くなっていました。
同じくよく通ったうどん屋があって、調べたらまだ存在しているようなので、そこで昼食にしようと思ったら、店はあったけれども、休みでした。しかし、こんなに小さくて貧相な店だったっけ。

中谷堂

中谷堂
ええと、時々テレビに出てくる、有名なお餅屋です。店頭で猛烈な早さで餅を撞くパフォーマンスが名物になっています。
驚いたのが、この店、私がバイトしていた(そして、自分は客商売は向かないと改めて思った)おもちゃ屋のあった場所に建っていたのでした。

そして興福寺

五重塔
とりあえず五重塔です。猿沢池を前景に撮るのが定番の構図です。
猿沢池のスッポン
そして猿沢池といえばスッポン。変わってませんね。
境内に入り、興福寺特別公開の入場券を購入。公開は阿修羅像のある国宝館、仮金堂、北円堂、三重塔の4箇所で、4箇所ともまわれる共通券が1300円です。

三重塔

三重塔
この三重塔は、はじめて存在を知りました。なんとこれまで全然気がつかなかった。興福寺の西の端、南円堂のさらに西にあります。中にはとても小さな弁才天の坐像がおかれています。もともと壁天井柱ことごとくに彩色が施されていたそうで、一部は復元されています。

北円堂

弥勒如来が安置されています。菩薩ではありません。つまり修行を終えて如来となった弥勒です。ということは今から56億7千万年後の姿です。果たして地球は存在しているのか。

その周囲に四天王がいるのですが、みな邪鬼を踏んづけています。彫っている最中に邪鬼が逃げ出して災いをもたらすという話が夢枕獏の「陰陽師」にありましたっけ。

中金堂(再建中)

再建中の中金堂の基礎
再建中の中金堂の基礎。かなり大きい。
興福寺の一番中心になる建物ですが、江戸時代に消失し、仮堂のままになっていました。その仮堂も老朽化したので、現在はその北に仮金堂を建てています。そして、中金堂は、現在、再建工事中です。

仮金堂

いうまでもなく興福寺はお寺です。ですから仏像に手を合わせる人も多くおられます。私も荷物を置いて手を合わせました。で、「なむあみだ。。。」おっと、違う(^^;

やっと会えた

国宝館へ。阿修羅像をやっと拝観しました。あの当時、なぜか、今回のような特別公開の時でないと見ることができないと勝手に思い込んでいたのでした*1
これ、仏像でしょうか。他の八部衆の像と比べて全然表情が違います。他の仏像と比べても違う。 よく言われるところの、少年か少女のような姿、哀しみとも決意とも取れる表情、優れた作家なら確かにこの像を見て小説を一つ書いてしまうでしょう。作者は阿修羅に何を感じて、このような像につくったのでしょうか。
添えられた説明書きでは

「生命(asu)を与える(ra)者」とされたり、また「非(a)天(sura)」にも解釈され、まったく性格の異なる神になる」。。。謎が多い。。。

ううむ。。。。

*1 もしかしたら当時はそうだったのかもしれません。でも記憶がさだかでない。

正倉院展

国立博物館へ。入場券は大人1000円。同じ券で常設展示も見られるそうですが割愛しました。

よく知られる琵琶とか碁盤などは出展されていませんでした。聖武天皇ゆかりの品、衣類や馬具、仏具、それに文書や経典の展示が多かったような印象です。正倉院にはこういう文書も多く保管されているのですね。

テレビなどで報じられた「国家珍宝帳」は、聖武天皇の四十九日に光明皇后が天皇の遺品を東大寺に献納した*1、その目録です。これが長い。何メートルあったかな。途中まで目で追っていましたがあきらめました。文書は、読めないとちょっと面白くないです。

*1 これが正倉院宝物の始まりとされます。

東大寺大仏殿

東大寺
拝観料500円。修学旅行生でいっぱいでした。大仏はやっぱりでかい。
他のところ(興福寺や後で出てくる元興寺など)は、堂内撮影禁止(さらにスケッチ禁止)が普通なのに、大仏殿ではみんな写真取りまくりです。
大仏 二月堂

奈良町

奈良町の通り 奈良町の通り
奈良町は、それと意識して歩かなければ、ただの街です。つまりそれくらい、結局はごく普通の街になりつつあります。現在の街並の中に古い建物が混在している程度なら、そういう街は日本のあちこちにありそうです。
でもそれはそうでしょう。奈良町はテーマパークではありません。人が生活している現役の街です。それでも、他の古い無名の街と違うところは、奈良町は奈良町らしくあろうとしているところでしょうか。20年ぶりに歩いてみて、そんなふうに思いました。

格子の家

格子の家
奈良町の町屋を再現した建物です。入場無料。「再現」というのは、もともとあった家ではなく、伝統的な町屋の姿に改めて建てた建物のようです。
京都の町屋と同様、間口が狭く奥行きが長い建物です。通りに面した側から「ミセ」「中の間」「奥の間」中庭をはさんで「離れ」と部屋が並んでいます。

砂糖屋

砂糖屋
格子の家の通りを少し北に上がったところにありました。「つくった」のではなく現役の店のようです。

身代わり猿

身代わり猿

元興寺

元興寺
えっと、拝観料500円だったっけ。
日本で初めて建てられた本格的な寺院で、もともとは飛鳥にありました。
屋根瓦
また、この寺の建設で初めて日本で瓦が焼かれたのですが、その瓦が、現在の元興寺の屋根にも一部使われているそうです。写真では明らかに他と色が違う部分がそうです。
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TrackBack [http://news.local-group.jp/editor/20061027.html#p02 この街の空に..]


2006年10月27日(金) [長年日記]

C/2006 M4スワン彗星

見に出かけるのなら今日行くべきところでした。明日はまた天気が崩れそうだし。

自宅から双眼鏡で探しましたが、さすがにここからでは淡い。存在することしかわかりません。

「ミセ」という部屋

先日の奈良行きの「格子の家」の話から。「ミセ」は、以前に他の地域で見学した町屋にも見られたのですが、別に商いをする場ではなく、町屋にはほぼ必ず備わっていたようです。祖母の家にも、類似の部屋がたしかに玄関脇にありました(「ミセ」と呼んでいたかどうかはわかりません)。訪問者があればそこで応対したり、という使われ方をしていたようです。さらに昔は通りの側に折りたたみ式の床机が作りつけてあって、夏場はそれを出して夕涼みしていたとのこと。

また、何かの本で、ある家の「ミセ」にいつもおじいさんが座って外を眺めていたという記述がありました(でも商売していたようではない)。

ちょっと検索してみたら「視線の場としての都市 」という興味深い文章を見つけました。ミセは、家の中にいながらにして街の様子がわかり、祭りのときなどは格子を取っ払って通りの一部のようになる。家の中にいる人が居ながらに通りと接点を持つための場所。「視線の交信を可能にする仕掛け」という一言に惹かれました。町屋の面白さが少しわかったかも。


2006年10月28日(土) [長年日記]

高校の必須科目履修漏れ問題

なぜ、学習指導要領上の必須科目が受験でも必須になってないのでしょう。入学試験は一体何を評価しようとしているのでしょうか。


2006年10月29日(日) [長年日記]

Webの旧いデータを発見

1995年4月に初めて作ったWebサイト「星見人達」は、ある時点から不定期に丸毎バックアップを取っていたのですが、それを納めたMOが出てきました。

「星が好きな人のための新着情報」の1997年、1998年のデータもあります。1997年? 正式公開前、テスト運用中のデータです。これは貴重です。でも誰も興味ないか(^^)

ともかく、新着情報の分はバックナンバーに反映することにします。

1997年〜1998年のバックナンバー

公開しました。

もっとも古いのは1997年12月11日でした。この日から1998年2月27日まではテスト運用中という認識なのですが、バックナンバーを見ると区別がつきません。

実は「正式公開日」というのは後付けかつ気分的なもので、いつ始めたのか覚えていなかったから、アクセスカウンタ設置日(つまりこの日からアクセス数を気にするようになった)を正式公開、それ以前はテスト運用としたのです。

しかし、今回最古の日付が明らかになりました。1997年12月11日こそ本当の「公開日」とすべきなのかもしれません。


2006年10月30日(月) [長年日記]

C/2006 M4スワン彗星

昨夕は雲が多く心配したのですが、出かけてみたら、到着時にはきれいに晴れわたりました。透明度はよくなかったのですが。

スワン彗星はM13と同程度に明るく見えました。32センチではかすかに尾もわかります。イオンテイルに対して斜めに見えたのは、もしかしてダストテイル?


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星を見る、本を読む、そこらを歩いてまわる・・・→詳しく

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