この街の空にも星は瞬く

星が好きな人のための新着情報 編集後記。
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2010年08月28日(土) [長年日記]

名古屋市科学館

名古屋市科学館は来年3月に新館のオープンを予定していて、9月1日から休館になります。現在のプラネタリウム、ツァイスIV型は引退、3館ある建物のうち理工館と天文館が改築になります。

同館は出張の合間にプラネタリウムの最終投影に駆け込んだのが一度あるきりでしたので、休館前に現在の館を見ておこうと、28日、行ってきました。

かなり混雑するとの情報を事前に得ていたので、開館前に現地到着するよう計画しました。

7時台の新幹線で名古屋へ。

科学館到着は9時12分。


全景。新館は現在の建物の背後に建てられています。現ドームと比較して新プラネドームの大きさが際立ちます。


北から見ると、とてもインパクトがあります。

玄関前にはすでに行列ができていました。

首尾よく11時30分の投影に入れることに。この日もお昼すぎには最終投影まで売り切れたようです。

1時間半ほどの時間を利用して館内を見学。

いきなり理工館最上階。屋上の隅に65センチ望遠鏡を収めたドームがあります。

屋上も観望会で使われているようです。望遠鏡に近くていいです。

館内は広くて、かなり大きな展示物もあり。

それより、休憩場所が広いのが目にとまりました。理工館の最上階2フロアと地下に大きな休憩所があります。館内をぐるぐる巡って遊んでいると、座りたくなったり、飲み物を飲みたくなったり、お昼時ならお弁当を食べたり、そういうスペースってやっぱり欲しいものです。それ意外にも座れる場所があちこちに用意されていました。

気になった展示物のうち2つ。

おしゃべりケーブル
バケツがスピーカーになるとは思いませんでした。

水の力
こんなん室内に作りますか。

ここで静水圧の実験をしている水槽を見て、なぜか明石の漏刻を思い出しました。

時間が来てプラネドームへ。

と、天文館へ向かう長い廊下を埋め尽くす長い行列が既に出来ていました。しまった・・・・

もちろん入れるわけですが、あまり席を選ぶ余裕がありません。2人分空いている場所を見つけて何とか潜り込みました。

ドーム内は一大撮影大会と化していました。席を確保したあと、私も参加。 あまりちゃんと撮れない。早くカメラに慣れないと・・・(一ヶ月使ってまだそんな状態かい)

    

最後の写真が比較的まともに撮れたのに、手が邪魔。

番組のテーマは「天文館フィナーレ プラネタリウムのすべて」です。今回のリニューアルで引退するツァイスIVの持てる機能のすべてを見せるということで様々な演出を実行してくれました。たとえば投影機が独立しているシリウスをぐるぐる回してみせたり、太陽がいきなり3つ現れたり(これ、ブラック星博士のネタ?)。

圧巻は惑星の一年分早回しでした。同時に惑星棚をカメラで撮影して、月投影機がぐるんぐるん廻っている姿を一緒に投影してくれました。

そして一年分進んだところで、一瞬にして現在時刻まで巻き戻し。後で明石市立天文科学館のIさんから聞いたのですが、惑星軸を驚異的な速さ(Iさん曰く「明石だと壊れる」)で回転させられるそうで。

そして北極点へ移動。いや南天の方がいいなと思ったのですが、北極点はこれはこれで面白いのです。全恒星が周極星となります。上りもせず沈みもせず、全ての星が同じ高度を360度回転します。不思議な光景でした。

投影が終わってから、また大撮影大会です。なかなか誰もドームを出ようとしません。

館を出て昼食→名古屋城→駅前と移動して帰りました。

帰りの新幹線の中で携帯を開いたら、科学館のMさんからTwitterで呼び出しがかかっていた事に気が付きました。しかも私が見た11時30分の投影はMさんの解説だったのでした。大変失礼なことをしました。


お釜の底。滅びの呪文を唱えたら底が抜けて・・・


2010年08月21日(土) [長年日記]

ほしとも☆キッズ135勉強会

お昼前に天文科学館へ。今日は星の友の会ジュニア部門「ほしとも☆キッズ135」の勉強会の日です。

今回のテーマは「反射望遠鏡のなかみ」ということで、反射望遠鏡の仕組みを学び、実際に市販の反射望遠鏡工作キットを組み立てます。

同時に同時に手製のソーラークッカーで目玉焼きを作り、太陽の力を体験する実験も行ないました。

望遠鏡はコルキットのものですが、スピカなどと違い、反射望遠鏡の方は一台1万円以上します。組み立てもそれなりに難易度が高いので、一人一台というわけにはいかず、一台を全員で組み立てました。

必要な穴あけ等は事前にやっておいて、当日は組み立てるだけに。

それでも案外時間いっぱいまでかかって組み立て、最後に地上の景色で確認して終了。

一方、ソーラークッカーは、子供の科学にスチロール製の箱の中にアルミホイルを張り、透明ビニールで蓋をしただけの簡単なものですが、中に鍋を入れて卵を割っておいておくと、たかだか15分程度で半熟の目玉焼きになりました。

次にゆで卵に挑戦しましたが、こちらは1時間で温泉卵状態に。日の当たり方や最終的に到達した温度、卵が固まる温度などいろいろな要因がありそうです。

天体観望会

夕方からは観望会。いつもはスタッフなのですが、今回は、もう憶えていないくらい久しぶりにお客さんモードでの参加です。

でも、気がつくと、なぜか4階で望遠鏡のそばに立ってお客さんに見せているという・・・・・性(さが)ですな。業というべきか。

最後に16階にあがり、テーマのアルビレオの他、ケフェウス座デルタ星を見せてもらいました。天文学的に重要な天体ですが、実はアルビレオの子供のような綺麗な二重星なのです。


2010年08月16日(月) [長年日記]

七夕と木星

16日は七夕でした。ええ、旧暦の。「伝統的七夕」と呼びます。

旧暦だと、七夕にはかならず半月が西にかかっています。

木星が見えていたので、小さい方の望遠鏡を屋根の上に組み立てて観望しました。

気流はかなり安定していました。一本縞の他にもよく見ると淡い細い縞が何本か。それに大赤斑? 淡いので自信なし。

ただ久しぶりにかなりじっくりと木星だけ観望できました。


2010年08月15日(日) [長年日記]

お盆休みはばたばた

今年のお盆休みは9日間。破格の長さでした。

いつも帰省してくるのを待ち受ける側です。休みの前半は迎えるための準備。後半は帰ってきた家族の相手。

わっと押し寄せてきて、しばらく喧騒が続いたあと、潮が引くようにみんな帰って行きました。

潮が引いたあとには、家の中には取り残されたもの(おもちゃ)がごろごろ。

またおいでね。

納涼フェスティバル(明石市立天文科学館)

今日は天ボラをしに天文科学館へ。

そのまえに11時10分からのキッズプラネ。

リニューアル後の館イベントにおけるシゴセンジャーを初めて見ました。

実は、ほしともキッズの準備のために、11日の閉館後の天文科学館を訪問したのですが、プラネタリウムドームから聞き覚えのある笑い声がしたり、そこに何かの台本があったり・・・

今回のキッズプラネは、どうも最初からダークサイドに落ちている観客が多数。今後、シナリオの進め方が難しいのではないかと勝手な心配をしてしまいましたが大丈夫でしょうか

プラネ終了後、急いで配置につきました。今日は三球儀を担当しました。

熱心に聞いてくれるお客さんがいると話が弾みます。今になってようやく、三球儀を前にして何を話せばいいかがわかってきた気がします。


2010年08月08日(日) [長年日記]

野外天体観測会(8月7日~8月8日)

明石市立天文科学館星の友の会は、年に一度か二度、明石を離れて空の暗いところへ泊りがけで星を見に行く行事をおこなっています。それが野外天体観測会です。

この行事は、普段なかなか空の暗いところへ観に行けない人に、本物の満天の星を見ていただくというのがひとつの目的です。そして、星の友の会の会員の大多数は、まさに、自力で見に行っている/行ける人ではなく、天の川も見たことがない、という人が多数を占めます。

そんなわけで、どこかのトイレもない山の上で、寝るときはテントか車中泊、などという、自力で行ける人には比較的当たり前のことはできません。

今回は8月7日~8月8日の日程で開催されました。目的地は、神鍋高原(兵庫県豊岡市)のオーベルジュ・アルビレオ天文台でした。 ここには60センチ望遠鏡があります。

オーベルジュですから、料理が良いです。体育会系の星見屋さんには「必要か?」と言われそうですが、

「必要です」

と答えておきます。まあBBQするのと食費はそんなに変わらないと思う*1

以前から、野外天体観測会ではよくお世話になっているところで、私ももう何回目になるでしょうか。

今回の参加者は、天ボラ活動の開始など、会の中身の変化もあって、かなり顔ぶれがかわりました。年齢層が以前に戻った感じ。ファミリーが減った代わりに(それでも以前から観測会の常連でしばらく不参加が続いていたご家族が参加されていましたが)、いままですっぽりと抜けていた若い世代の人達が増えました。

天候が危ぶまれたのですが、日が沈むころにはすっかり快晴となりました。シーイングは必ずしも良くなかったのですが、透明度が割合によく、天の川も端から端まで。初めて見る人達は大興奮です。

最初は60センチでいろいろ見せてもらっていたのですが、終盤ころに我慢できなくなり、先に下へ降ろさせてもらいました。

今回の私の目標は2つ。

一つは、一週間前に購入したばかりのKISS X4を出し、何年ぶりかで写真撮影してみること。(「ふくはらさんが撮影をやるなんて」と感慨深げに言われてしまいましたが)

二つめは、O-IIIフィルタを試すこと。そのために手持ちアイピースを一式持参(館のアイピースにも着くのですが・・・)

O-IIIフィルタは期待通りで、まずM8を見てみると、無茶苦茶濃く見えます。

「北アメリカ見えるんじゃない?」と言われたので、半信半疑ながら導入。なんかもやもやが見える・・・・北アメリカ星雲、見えるものだそうですけど、見たことはなかった。

網状星雲を見てみると、これも濃い。いままで、星雲などを見慣れた人でないとわからなかったので、誰にでも見せるということができなかったのですが、今回は、他の人に見せることが出来ました。写真の方は、昔多少の経験があるとはいえ、特にデジカメではビギナー同然です。


2010年8月7日 19:50 8秒
Canon EOS Kiss X4, 18mm f/5.6 ISO-800


8月7日 21:49 ISO-6400 30秒(階調補正)

8月7日 22:42 ISO-3200 30秒(階調補正)

点に写したいとか、高感度だとやっぱり荒れるとか、いろいろ考えたのですが、Webに載せるだけと割り切ったら(つまりあまり引き伸ばさない)、高感度で露出時間をかけてもいいのかも。やっぱりもう少し明るいレンズが欲しいかも。

*1 食費以外は・・・・


星が好きな人のための新着情報の編集後記です。一応。