この街の空にも星は瞬く

星が好きな人のための新着情報 編集後記。
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2012年01月28日(土) [長年日記]

星なかまの集い~天文楽サミット~

第2回を迎えた「星なかまの集い~天文楽サミット~」、開催してきました。

1月28日と29日の2日間。1日目は姫路駅前のビジネスホテル。2日目は野里の花の北市民広場。1日目と2日目でずいぶん会場が離れてしまいました。本当はお城の前にある「イーグレひめじ」にしたかったのですが、1年前の時点ですでにふさがっていました。

参加者の実数は、1日目73人、二日目93人*1。二回目だし、西はりまのような人気施設での開催でもない、ということで、こんなものだろうと思います。

*1 私の発言なのでほぼ公式値ですが、ドタキャンや飛び入りもあったので2,3名程度の誤差はあるかも知れません。

街角観望会

姫路駅前の街角観望会でスタートです。集まった望遠鏡は、参加者から募ったスタッフの持ち込みによるもの。一応全部記載すると、

  • 20cm反射+赤道儀
  • 35cmシュミットカセグレン+自作架台
  • 33cm双眼反射望遠鏡
  • 50cmドブソニアン
  • 8cm屈折
  • 38cmドブソニアン

双眼反射望遠鏡なんてとんでもないものが登場したのですが、有名な「双望会(そうぼうえ)」で譲り受けたものとのこと(via STAR☆BURST)。50センチドブソニアンは岡山の後楽園観望会でも見かけたもの。岡山天体物理観測所の備品でしたっけ。

対象天体は月、木星、金星。天体ごとに6台の望遠鏡を2台ずつ割り当てます。もともと人通りの多い場所。

肝心のお天気ですが、昼はほぼ曇り。決行とは決めたものの、星を見ることは無理かもしれないと考えていました。ところが準備中に青空が覗き出し、開始頃にほとんど雲がない状態に。

結局、200名以上の来場者がありました。もともと人通りの多い場所ではあります。「毎月やっているのか」と期待するような声もありました。駅前広場が完成したら、定期的に観望会やってもいいかもしれない。*1

実は街角観望会、気軽に「やる」と決めたものの、場所の選定でつまづきかけていました。姫路の街づくりに深く関わっているある人に天文科学館の井上さんが相談したところ、この方の主宰するNPOがちょうど姫路駅周辺整備を市民参画で行う事業に携わっていて、観望会会場となったこの空き地で人が集まる場づくりの社会実験をやっているとのこと。観望会も実験の一環として開催させていただけることになりました。この方も星好きで、私も長らくお付き合いがあります。「人と人とがつながって」みたいなことをお題目として唱えるのは私は好まないのですが、いろいろなところで人はつながっているものです。

*1 誰がやるんだという声が上がりそうですが・・・

懇親会兼アストロノミーパブ

ここからが本当の本番。「星なかまの集い」は「呑み」からはじまります。過去に西脇で開催された「天文アマチュアの集い」のスタイルを踏襲しています。

ただ前回は、懇親会に入る前に講演会がありました。今回は、会場の都合や観望会を開催することにしたなどの事情で、独立で講演会を設けず、アストロノミーパブとして懇親会の中に組み込みました。

講師は神戸大学名誉教授の向井正さん。テーマは「惑星X」。太陽系外縁天体の軌道分布やダイナミックな惑星移動の話、軌道長半径がどうしたの離心率がどうしたのと、難しい話だったかもしれませんが、以前天文計算プログラム作りをやった私には特に興味深い話が続きました。

ただ、アストロノミーパブを入れてしまったために、参加者同士の歓談・交流の機会がかえって少なくなってしまったかも知れません。立食ではなく席に座ってとなりましたし。これは今後の反省点です。

二次会にあの方が・・・・

二次会はホテルを出て夜の街へ。もっとも、姫路の夜は早いです。遅くまでやっている、チェーン店の居酒屋へ。二次会メニューなんてのがあるとは知りませんでした。

そこへ、JAXAの阪本成一先生が姿を表しました。今日は浅口で宇宙学校があり、明日は姫路で開催されます。それで姫路入りされたのでした。実は実行委員の一人がお誘いしていて、途中参加されるということは聞いていたのです。

ぎゅうぎゅうの部屋の中、遅くまで賑やかでした。*1

*1 その後三次会まで行ったというのは内緒。


2012年01月01日(日) [長年日記]

新年

今年もよろしくお願いいたします。


2011年12月31日(土) [長年日記]

まもなく2011年も終わり

今年も一年無事に生き抜きました。

・・・いつもなら冗談ぽく聞こえますが、今年は真剣にそう思った人も多いのではないかと思います。

来年は、「今年はいい一年だったなあ」と思いながら大晦日を迎えられたらいいなと思います。

1年ありがとうございました。良いお年を。


2011年11月24日(木) [長年日記]

「熟睡プラ寝たリウム」

天文科学館で23日に実施された、大人のプラネタリウム「熟睡プラ寝たリウム」。名前のとおり、プラネタリウムで解説を聞きながら寝てもらおうという、明石ならではの企画です。

だいたいプラネタリウムというのは寝やすい場所で、私も結構よく寝落ちします。毎度もったいなく思うのですが、そういう多くの人の体験を逆手に取ったと言うか、開き直ったと言うか。

枕持参可。いびき席も用意という本気ぶり。

いつもより開館時間を2時間延長。投影は18時から19時まで。

17時からは加古川宇宙科学同好会(KSS)による「一番星を見つけよう」。これは玄関前で。

KSSは望遠鏡3台、大型双眼鏡1台、手持ちの貸出双眼鏡多数を持ち込んできていました。

あいにくの曇り空、それでも粘っていると、雲間に木星。一番星と言うより結局これしか見えなかったのですが、それでも、みなさんかわるがわる望遠鏡で木星を見て満足。

17時45分頃にドームへ入りました。公表されてから何かと評判になり、マスコミやWebのニュースサイトにまで取り上げられたためか、盛況。北側ブロックの最前列に席をとります。

館長、パジャマ姿でうろうろしています。

解説者は井上さん。投影は日没からいつもの感じで始まります。ただしいきなり光害のない星空。静かなクラシック音楽をBGMに、プロジェクタはもちろん星座絵も使用せず、ツアイス投影機とポインタだけで星空解説のみ進行するというシンプルさ。究極の「ピュアプラネタリウム」です。

星座の起源はメソポタミアという話にはじまり、日没後の空にまだ残る夏の星座からはじまりますが、夏の大三角付近の小さな星座もどんどん紹介されます。

そして秋の空に移り、時間を進めて冬の星座。大航海時代以降、多くの星座が設定されたという話から南半球へ移動。天高いカノープスに大小マゼラン、みなみじゅうじ座と進み、再び北半球に戻って春の空。そこで夜明け。

いつもにも増して濃い案内に、結局一睡もしませんでした。

完撤証明書をもらいました。

証明書をもらうには審査があってそれなりに身構えたのですが、審査員は虫眼鏡をもって、熟睡の痕跡(よだれの後とか鼻ちょうちんのあととか)を確認するだけ(^^;

結局6割の人が「完撤」したというのは、失敗なのか成功なのか。でも、この投影、寝るのは惜しいです。


2011年10月09日(日) [長年日記]

日本科学未来館

早朝に千葉を出発して東京の日本科学未来館へ。

1回目のドームシアターを見ることを目指したのですが、到着時点で190人以上の行列。ドームシアターの定員110人を考えると2回目に回らなければならないかと思いましたが、2回分の整理券を配布していて人数がばらけ、1回目の整理券を手に入れることが出来ました。

3Dの全天周映像番組「バースディ」。途中、トラブルで上映を中断し、はじめから再上映するハプニングがありました。最後の数分間に3Dメガネを外してメガスターの星空を鑑賞。3Dは最初こそ「見える見える!」という驚きはあるのですが、慣れると3Dメガネによる視界の狭さや見えにくさが気になります。メガスターだけを見ていたかったように思います。

展示室は広く、いたるところにボランティアがいました。ショーなどもいくつも行われていましたが、人が一杯で。全部楽しんで回るには1日はかかるでしょう。

常設展示で公開されているのは館内の一部です。他にも多くのスペースがあって、シンポジウムやセミナーなどに使えるようです。

ミドリムシ

途中、未来館内のカフェで昼食。ここでミドリムシ入りの食品が目に止まり、メンバー一同騒然となります。

「ユーグレナ*1」という名前だと可愛いんですけどね。

ミュージアムショップにもミドリムシ入りのクッキーが売ってあったので、買って天文科学館の天ボラ控え室に置こうかと思ったのですが、やめました。

*1 Euglena:ミドリムシの学名

ジオ・コスモス

日本科学未来館のシンボル展示。

館内に入り、ドームシアターの整理券を手に入れたあと、エントランスに引き返してコインロッカーに荷物を預けました。さらに奥に広いスペースがあったので入ってみると、頭上にどーんと。

ジオ・コスモスを取り巻く通路も歩いてみます。間近で見るにはいい場所です。ここも高所恐怖症の人にはお勧めできませんが。

宗谷、羊蹄丸

日本科学未来館へは、新交通ゆりかもめの船の科学館駅で降りて行きます。船の科学館はリニューアルのために本館展示を休止、屋外展示されている羊蹄丸も展示終了しています。

宗谷は展示を継続中。テレビドラマのロケも行われて、横断幕がかかっていました。

船内を駆け足で見学。訪問は2度目ですが、先日「しらせ」を見学しただけに船の小ささが印象に残りました。よくこんな船で南極まで行ったものだと思います。

でもドラマでの航海中の描写は大げさの極みすぎると思う(^^;

東京タワー

計画の段階から、東京タワーに行きたい(そこから夜景を見たい)という希望は出ていました。しかもエレベーターではなく階段で登っていきたい。

ええ、東京タワー、行ったこと無いんですがなにか。

階段を登るには、午後4時までに到着していないといけません。日本科学未来館で大きく時間を取ってしまったので、宗谷見学の後、お台場から東京タワーまで直行します。

昔からの東京名所、お客さんいっぱいです。係員に聞くと屋上とのことで、駆け上がり、入場券を確保。一階に戻ってロッカーに荷物を預け。ここまでで相当疲れています。今から登るのに大丈夫か。

大展望台まで地上高150m。天文科学館の3倍。「見た目ほどには大したことありません。」というのですが、そうか?

とはいえ、周りの景色を眺め、写真も撮りまくりながら、ゆっくり登って行くと大したことはありませんでした。ほどなく大展望台に到着。認定証をいただきました。

ここで追加料金も支払い、特別展望台にも登り、夜景を楽しんできました。

下りも階段で。エレベーターは上りも下りも大行列です。もう暗くなっていましたが、タワー自体のライトアップなど照明が多く、階段も危なさは全く感じませんでした。

東京タワーから見た月

相模原市へ

二日目の宿泊は神奈川県相模原市内です。明日はまずJAXA相模原キャンパスへ行くつもり。

東京タワーを出る辺りから雲行きが怪しく、宿の最寄り駅に着いた頃には本降りになっていました。


星が好きな人のための新着情報の編集後記です。一応。