ヨーロッパ南天天文台のVLTでの観測で、ほぼ球形であることが明らかになりました。直径450km。準惑星にカテゴリ変更されれば、直径950kmのケレス(1 Ceres)よりも小さい最小の準惑星となります。
ヒギエアは炭素化合物を多く含む7000個ほどの小惑星からなるヒギエア族の最大の天体で、この族は天体衝突で生成されたと考えられていますが、ヒギエアの画像には衝突の痕跡らしいものは見られなかった。
数値シミュレーションでは、約20億年前、元の天体に直径75~150kmの天体が衝突、飛び散った破片の多くが集まって球状のヒギエアとなり、残った破片がヒギエア族の他の天体となったと考えられるようです。
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