編集後記


2008年09月28日(日) [長年日記]

薩英戦争とアームストロング砲

「篤姫」は薩英戦争まで来ました。

番組の中で、英艦隊のアームストロング砲の威力により、薩摩側は大きな損害を受けた、という表現がありました。

後に日本で有名になるアームストロング砲ですが、以前に話題にしたことがあります。英海軍では最新式の主戦兵器でしたが、実は、この薩英戦争で欠陥が露呈したため、以後、廃棄されています。百年から百五十年前の艦船を扱っているWebサイト「三脚檣」の「アームストロング後装砲」に、同砲の構造や、薩英戦争で欠陥が露呈したことの詳しい説明があります。

そんな欠陥品が日本では大活躍したんですね。わからないものです。


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