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2022年01月16日(日) [過去の同じ日]

ローカルバブルの研究から、超新星爆発が星形成を誘発することが実証された

ローカルバブルは太陽系の周囲に存在する高温低密度のガス領域。ローカルバブル内の星間物質の密度は銀河系内の平均に比べて低い。バブルは膨張し、周囲の星間物質を圧縮して、バブルの縁は密度が高い。
まとめると、
  1. 太陽近傍の星形成は、ほぼすべて「ローカルバブル」の外縁部で起こっている(たとえばオリオン分子雲など)。
  2. バブル内の若い星はバブルの外へ向かって運動している。
  3. それらの運動から、ローカルバブルは1400万年前に発生した超新星爆発が起源という仮説を支持。
  4. 拡大するローカルバブルが周囲の星間物質に作用して分子雲を形成。
  5. 超新星爆発が新たな星形成を引き起こしていることを強く支持。
ローカルバブルとその周辺を探索する3Dツール。ローカルバブルをぐりぐり回せます。 ローカルバブルは数百万年の間に推定15個の超新星爆発で形成された。そのあとで太陽系がバブルに飛び込んだわけですが、これらの超新星爆発、地球生命への影響はなかったのでしょうか。
実際にそういう研究があります。

外部から飛来した天体が原始惑星系円盤を乱す様子が明らかに

おおいぬ座Z星。以前、すばる望遠鏡などによる赤外線の観測で、原始惑星系円盤と尾のような構造が見つかっていました。さらにアルマ望遠鏡により尾の先に新たな天体が発見されました。
原始惑星系円盤を持つ星に外部から別の恒星がフライバイした珍しい現象と思われ、「結果として、星系全体の発達にもまだ観測されていないような影響を与える可能性があります」(本文による)

スター・ウィーク2022年キャッチコピー募集

パーカー・ソーラー・プローブが太陽系の「ファミリーポートレート」を撮影

1枚に、火星、土星、木星、金星、地球、水星の6惑星が写っています。 via Twitter@TeraKen0510さん

バス車内に星空を映し出す「幸運のプラネタリウムバス」

岡山県内で路線バスを運行している両備グループが公共交通ご利用促進プロジェクト「宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」を開始。その第一弾として、バス車内にプロジェクターで星空を投影。癒しの空間を演出。 2022年1月25日まで毎日。1日1台限定。
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脳内BGM

『渡月橋 ~君 想ふ~』 (倉木麻衣)

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※いずれのキャンペーンもすでに終了しています。
■火星観測週間/マーズウィーク(2003年火星大接近 サイトはすでに閉鎖)