銀河系から80億光年離れたクェーサー3C 186は、太陽の10億倍以上の質量を持つ、確認された中で最大の超巨大ブラックホールと考えられますが、通常そこにいると考えられている銀河中心から35,000光年も離れた位置にあり、さらに地球-月間を3分で通り過ぎるほどの高速で銀河の外へ移動しています。このペースだと2000万年後には銀河から飛び出すとのこと。
これには超新星爆発1億個分に匹敵するエネルギーが必要ですが、合体した2つの銀河の超巨大ブラックホール同士が合体した際に発生した重力波がそのエネルギー源ではないかという説が考えられています。
ここに載せた以外のページは「目次(サイトマップ)」から