要点は「火山活動の詳細を知るためには火山活動を監視するモニタ観測を継続的に行うことが必須であるが、これまでの近赤外線(波長2-5ミクロンの電磁波)を利用した観測は太陽の反射光による影響が大きく、十分な観測の障害となっていた。」「これほど小型の地上に設置された光学観測装置でイオの火山活動が観測されたのは初めてのことであり、惑星観測研究の新しい手法を確立したという意味でも重要な成果である。」というところでしょうか。
無人探査機により小惑星を捕獲、月を巡る安定した軌道に乗せ、宇宙飛行士を送り込んで調査するという計画。微小な小惑星をそのまま持ってくる案と、より大きな小惑星の一部を採取する案の2案あり、2014年の遅くにはどちらの案にするか決定するとのこと。どちらの場合でも、月周回軌道に送り込むのは直径10メートル以下のサイズになるようです。
報道の多くはイトカワが候補天体に上がっていることに注目していますが、たしかに候補の一つのようです。理由は直接探査ができたから。ただし丸ごと持ってくるわけではありません。
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