編集後記


2013年09月28日(土) [長年日記]

16階観測室公開(明石市立天文科学館)

なんとなく久しぶりの感じのある16階。4人で担当。

いいお天気に。透明度もいい感じ。しばらく前から調子が悪かった望遠鏡も調整が終わっています。

月と金星に向けました。月は青空に同化して、40センチの方ではよくわからない。よく見ると青い中にうっすらとクレーターが。不思議な見え方でしたが、これはよくわからない。一方、15センチ60倍で全体を視野に収めると、夜とはまた違ったきれいさでした。

金星はほぼ半月状。こちらは安心して見せられます。

ドーム内にはPSTも用意して太陽面も見ていただきました。来場者は100名ちょっとでした。

スマートフォンで撮影した金星

友の会観望会

年に2回ほど、星の友の会だけの観望会があります。16階の観測室を借りて、見られるだけ天体を次々とみていきます。

今日はお昼間から透明度の良い空。金星からスタート。M13球状星団、ベガ、M57、アルビレオ、ET星団(NGC 457)。天王星。

M13、M57は40センチの口径の解像度を生かせる対象。もちろん空の状態が良好だからこそですが。ET星団は初めて見ましたが、なるほど宇宙人が両手を広げたようです。こうやって見ると、明石の街の中でも観望可能な対象は多いと気づかされます。


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