明石市立天文科学館の16階観測室公開。6月までは毎土日祝実施していましたが、7月からは従来の体制に戻っています。月に一回、天体観望会のある日のお昼、11時~14時の間です。
8月1日は私とKさんの担当でした。
あまり天気が良くない。もしかしたら雷にやられるかも、豪雨に見舞われるかもと気にして、スリットを開けるのを見合わせていましたが、途中から天気が回復傾向になり、思い切って開けてみたら、短い時間で菅、金星が見えました。
ただ、そういういい時間は、お客さんが少ない・・
晴れたのを見てまた戻ってこられたお客さんもいたのですが、折悪しくまた曇ったりして。
それでも、100人を超えるお客さんが来られました。
今回は、天文科学館の展示物を探検します。担当ふくださん。
まず一階床にある星図から。
ここで自分の誕生星座を探したり、星座絵が裏返しになっていたり、人物が後ろ向きになっていたりするのを確かめました。
続いて三階に移り、淳祐天文図です。
中国の星座を前に、当時の北極星、七夕の星などを探します。織女はそのものずばりが記述されているのですが、牽牛は牽牛とは書いていません。
当初はここまでで、もうかなり時間を費やしてしまっています。もともとは、星座、望遠鏡、子午線の3テーマを考えていたのですが、子午線は次回の勉強会のテーマにもなっているので、今回は割愛することになりましtた。
望遠鏡は一気に16階へ。お昼に公開を担当した私が説明を引き受け、実際に望遠鏡を動かして見せたりしました。まあ、案外友の会の人は望遠鏡が動くところをよく見ているのですが。
続いて14階のガリレオ望遠鏡レプリカ。そして、3階の天文学と望遠鏡の歴史のコーナーへ移動。
ここまでで十分時間を費やしてしまいました。
それにしてもふくださんは博識です。これだけの展示物を前に、学芸員顔負けであらゆる話をしてくれます。
明石は夕方天体観望会だったのですが、私はそちらは失礼して神戸へ。神戸天文同好会へ出席しました。
今回は日食の報告会です。代表のN村さんは私と同じふじ丸に乗船、他にも、中国へ渡った人、フェリーで鹿児島沖へ行った人と様々です。
実はたとえば上海方面でも、天候だけはどうしようもない、とあきらめる人も多い中、座して降られるより行動したほうがまし、と、天気図をにらんで南へ行くと決断し、奇跡的に晴れ間をつかんだ人もいます。努力はするものです。
私も自分のビデオを紹介しました。