編集後記


2009年06月16日(火) [長年日記]

SEO業界で言われる「クラスC」はネットワーク用語の「クラスC」とは違う

ので注意が必要です。

ときどき、SEO業者の方から問い合わせをいただくことがあります。

「サーバを借りたいが、IPアドレスは複数割り当てられるか」・・・ええ、もちろん。
「クラスCでの分散は可能か」・・・は?

だいたい何を求めているかは見当がつきましたが・・・

そして、たいてい、次にはこういうことを言われます。

「やはりクラスDの分散しかできないか」・・・クラス、D???

それってマルチキャスト用・・・・



調べてみて、疑問が氷解しました。SEO業者の「クラスC,D」と、ネットワーク技術者のいう「アドレスクラス」は別物でした。

ネットワーク用語としての「クラス」とはこういうものです。

クラス 範囲
クラスA 0.0.0.0〜127.255.255.255 ネットマスク:255.0.0.0
ホスト数約1600万台のネットワーク
クラスB 128.0.0.0〜191.255.255.255 ネットマスク:255.255.0.0
ホスト数約6万5000台のネットワーク
クラスC 192.0.0.0〜223.255.255.255 ネットマスク:255.255.255.0
収容ホスト数254台のネットワーク
クラスD 224.0.0.0〜239.255.255.255 マルチキャスト用
クラスE 240.0.0.0〜255.255.255.255 未使用

しかしSEO用語では以下のようになっています。

IPアドレス例 192. 168. 10. 1
クラス クラスA クラスB クラスC クラスD

このように実は全然別の概念なので、注意が必要だったのでした。自分のところの常識に囚われてはいけないという一つの反省点でした。

この次に問い合わせがあったら気をつけよう。

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(ふ) (2009年06月18日(木) 23:42)

ちなみに、こういう問い合わせを受けて実際に応じられるレンタルサーバ業者は少数ではないかと思います。古い会社でクラスBの割り当てを受けているとかでなければ・・・


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